(仮訳)ガイアナ、パカライマ山脈産イッポンシメジ科菌類 (8):Aldina insignisと共生する顕著な新種、Entoloma aldinophilum
Henkel, TW. & Largent, DL. 2026. The Entolomataceae of the Pakaraima Mountains of Guyana VIII: Entoloma aldinophilum sp. nov., a striking species associated with Aldina insignis. Edinburgh Journal of Botany. Available at: https://journals.rbge.org.uk/ejb/article/view/2111 [Accessed June 25, 2026] 【R3-14019】2026/6/25投稿

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3行まとめ

ガイアナのパカライマ山脈においてAldina insignisと関係を持つ外生菌根菌の一種を検討し、Entoloma aldinophilumとして新種記載した。
本種は子実体がオリーブ黄色、実質が鮮黄色、担子胞子が等径で六角形であることなどで特徴づけられた。
本種は近縁種とは子実体のサイズや色、傘表面の性状、担子胞子の形状、子実層シスチジアを欠くことなどで異なっていた。
Guyana, Region 8 Potaro-Siparuni, Pakaraima Mountains, Upper Ireng River Basin, 0.5 km NW of Kurutuik base camp

(新種)

Entoloma aldinophilum Largent & T.W.Henkel
語源…Aldina属を好む
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Entoloma flavifolium
子実体がモリノカレバタケ型である
子実体のサイズが類似している
傘が吸水性である
襞が幼時鮮黄色である
本種と異なりガイアナではなく北米東部などに分布する
本種と異なりコナラ属森林などに生息する
本種と異なり柄が類白色である
本種と異なり子実体の味が甘いのではなく粉臭い
本種と異なり実質が類白色である
本種より担子胞子が僅かに異径である
本種と異なり担子胞子が六角形ではなく五角形~七角形である
本種と異なり柄シスチジアが柄上部において豊富である
本種と異なり傘シスチジアを欠く
Entoloma olivaceocoloratum
ギアナ楯状地に分布する
傘の色が類似している
柄が黄色である
柄が基部に細まる
本種より傘が暗いオリーブ褐色である
本種と異なり傘が吸水性でない
本種と異なり襞が幼時白色である
Entoloma luteosplendidum
南米に分布する
子実体が鮮黄色である
本種と異なりガイアナではなく仏領ギアナおよびブラジルなどに分布する
本種と異なり子実体がモリノカレバタケ型ではなくクヌギタケ型である
本種と異なり担子胞子が等径ではなく異径である
本種と異なり子実層シスチジアを有する
Entoloma avilanum
南米に分布する
子実体が主として黄色である
本種と異なりガイアナではなくブラジルなどに分布する
本種と異なり子実体がモリノカレバタケ型ではなくクヌギタケ型である
本種と異なり担子胞子が六角形ではなく立方状の四角形である
Entoloma brasiliense
担子胞子が等径である
菌糸にクランプが豊富である
本種より子実体のサイズが小さい
本種と異なり傘が暗青色である
本種と異なり柄が帯青灰色である
Entoloma hygropileum
南米に分布する
子実体がモリノカレバタケ型
担子胞子が等径である
菌糸にクランプが豊富である
本種と異なりガイアナではなくブラジルなどに分布する
本種と異なり傘が褐色である
本種と異なり傘表面が粘性〜膠質である
本種と異なり柄が類白色である
Entoloma bakeri
子実体のサイズが大体類似している
傘が淡黄色である
本種と異なりガイアナではなく小アンティル諸島などに分布する
本種と異なり柄が白色である
本種と異なり担子胞子が等径ではなく異径である
Entoloma flavofuscum
子実体がモリノカレバタケ型である
本種と異なりガイアナではなくコンゴに分布する
本種と異なり傘が帯黒褐色である
本種と異なり担子胞子が等径ではなく異径である
Entoloma djaense
傘が帯オリーブ褐色である
柄が帯黄褐色である
担子胞子が等径である
本種と異なりガイアナではなくカメルーンなどに分布する
本種と異なり柄が円筒形で基部に向かって先細りにならない
本種と異なり傘シスチジアが多型である
Entoloma phaeum
子実体が大型である
子実体が帯黄色である
本種と異なりガイアナではなくガボン、コートジボワールなどに分布する
本種と異なり襞が垂生する
本種と異なり縁シスチジアが存在する
Entoloma pamelae
柄が基部に向かって先細りになる
担子胞子のサイズが類似している
担子胞子が等径である
本種と異なりガイアナではなくオーストラリアなどに分布する
本種と異なり傘にオリーブ色を欠く
本種と異なり実質が類白色で露出時にのみ黄変する
本種と異なり縁シスチジアが豊富である
Entoloma kewarra
本種と異なり傘表面に粉状の被膜を伴う
本種と異なり実質が白色で露出時に帯緑黄色に変色する
Entoloma readiae var. sulphureum
子実体がモリノカレバタケ型である
子実体が幼時鮮黄色である
本種と異なりガイアナではなくニュージーランド、タスマニアなどに分布する
本種と異なり子実体が小型である
本種と異なり担子胞子が等径ではなく異径である
Entoloma praeluteum
子実体のサイズが類似している
柄が基部に向かって先細りになる
実質が黄色である
担子胞子が等径である
本種と異なり子実体の味が甘いのではなく粉臭い
本種より担子器が短い
本種と異なり傘シスチジアを欠く
Entoloma flavidum
本種と異なりガイアナではなくシンガポールなどに分布する
本種より傘の直径が大きい
本種と異なり襞が白色である
本種と異なり襞が垂生する
本種と異なり担子胞子が顕著な異径である
本種と異なり縁シスチジアを有する
Entoloma xanthomyces
本種と異なりガイアナではなくシンガポールなどに分布する
本種より傘の直径が大きい
本種と異なり襞が白色である
本種と異なり襞が垂生する