2023年8月22日 (仮訳)ロシア新産の多孔菌類の稀産種、Picipes submelanopusおよびPicipes ulleungensis Vlasenko, VA., Volobuev, SV. & Vlasenko, AV. 2023. The first records of two rare polyporoid fungi Picipes submelanopus and Picipes ulleungensis in Russia. Turczaninowia. Available at: http://turczaninowia.asu.ru/article/view/13439/11262 [Accessed August 22, 2023] 【R3-10901】2023/8/22投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ロシア新産種としてPicipes submelanopusおよびP. ulleungensisを報告した。 前者はカバノキ属やヤナギ属樹木の根元、後者はカバノキ属樹木の倒木の幹にそれぞれ発生していた。 両種の同定はDNAバーコーディングによっても確かめられた。 (ロシア新産種) Picipes submelanopus (H.J. Xue & L.W. Zhou) J.L. Zhou & B.K. Cui 【よく似た種との区別】 Picipes melanopus 形態的に類似している 本種と異なり木の根元ではなく材に発生する 本種より孔口のサイズが小さい 本種と異なり生殖菌糸にクランプを有するか欠くのではなく常に有する (ロシア新産種) Picipes ulleungensis (H. Lee, N.K. Kim & Y.W. Lim) B.K. Cui, Xing Ji & J.L. Zhou 【よく似た種との区別】 Picipes melanopus 本種より子実体のサイズが小さい 本種より孔口のサイズが僅かに小さい