インド、ケララ州産Entoloma属菌

Manimohan, P., Joseph, AV. & Leelavathy, KM. 1995. The genus Entoloma in Kerala State, India. Mycological Research. Available at: https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0953756209807776 [Accessed October 30, 2024]
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3行まとめ
  1. インド、ケララ州で採集された21種のEntoloma属菌を検討した。
  2. そのうちE. brihadumなど8新種を記載した。
  3. 1新組み合わせと1新学名を提唱し、検索表を掲載した。
掲載種 (21)
NEW(新種)
Entoloma brihadum
Manimohan, A.V. Joseph & Leelavathy
語源…サンスクリット語で「大きい」
📍India, Kerala State, Wayanad District, Kuppadi 11.68216, 76.22563地図で開く ↗
比較 (2)
↗
○肉眼的形質の大部分が非常に類似している
○顕微鏡的形質の大部分が非常に類似している
✕本種と異なりインドではなくパプアニューギニアなどに分布する
✕本種と異なり傘が褐色
✕本種より担子胞子のサイズが小さい
↗
○インドに分布する
✕本種と異なり子実体が帯桃白色ではなく帯黄白色
✕本種より担子胞子が長い
✕本種と異なり担子胞子が四角形ではなく異径の卵形で5-6面を有する
✕本種と異なり縁シスチジアを欠くのではなく有する
NEW(新種)
Entoloma lomapadum
Manimohan, A.V. Joseph & Leelavathy
語源…サンスクリット語で「毛の足」(柄の表面性状から)
📍India, Kerala State, Calicut University Campus 11.13403, 75.89266地図で開く ↗
NEW(新種)
Entoloma vanajum
Manimohan, A.V. Joseph & Leelavathy
語源…サンスクリット語で「森に生まれた」
📍India, Kerala State, Wayanad District, Kuppadi 11.68216, 76.22563地図で開く ↗
比較 (6)
↗
○形態的に類似している
✕本種と異なり子実体に穀粉臭または酸っぱい臭いがある
✕本種と異なり担子胞子が5-6面の不等卵形
✕本種と異なり油管菌糸を欠く
↗
○形態的に類似している
✕本種と異なり子実体に穀粉臭または酸っぱい臭いがある
✕本種と異なり担子胞子が5-6面の不等卵形
✕本種と異なり油管菌糸を欠く
↗
○子実体が白色
○傘が窪む
○担子胞子が立方体状
✕本種と異なり材上生である
✕本種と異なり子実体が微小である
✕本種と異なり子実体に穀粉臭がある
✕本種と異なり縁シスチジアを欠く
✕本種と異なり油管菌糸を欠く
↗
○子実体が白色
○傘が窪む
○担子胞子が立方体状
✕本種と異なり子実体が微小である
✕本種と異なり縁シスチジアが棍棒形~小嚢形
✕本種と異なり油管菌糸を欠く
↗
○インドに分布する
○形態的に類似している
○担子胞子が四角形
✕本種と異なり子実体に非常に強い不快臭がある
✕本種と異なり縁シスチジアが多形
✕本種と異なり菌糸にクランプを有する
↗
✕本種より担子胞子のサイズが小さい
NEW(新種)
Entoloma shwethum
Manimohan, A.V. Joseph & Leelavathy
語源…サンスクリット語で「白い」
📍India, Kerala State, Calicut University Campus 11.13403, 75.89266地図で開く ↗
比較 (4)
↗
○形態的に類似している
✕本種と異なり子実体に穀粉臭がある
✕本種より担子胞子のサイズが小さい
✕本種と異なり柄シスチジアを欠く
✕本種と異なり油管菌糸を欠く
↗
○形態的に類似している
✕本種と異なり子実体に酸っぱい臭いがある
✕本種と異なり縁シスチジアが棍棒形
✕本種と異なり表皮菌糸に色素結晶を伴う
✕本種と異なり油管菌糸を欠く
↗
○インドに分布する
○肉眼的形態が非常に類似している
○担子胞子が四角形
○縁シスチジアを有する
○菌糸にクランプを有する
✕本種と異なり子実体が変色しないのではなく傷つくと帯黄色になる
✕本種と異なり傘表面に条線を欠くのではなく半透明条線をあらわす
✕本種と異なり子実体に心地よい香りではなく非常に強い不快臭がある
✕本種より担子胞子が短い
✕本種より担子胞子の幅が広い
✕本種と異なり担子胞子が異径で5-6面を有するではなく四角形または五角形
↗
✕本種と異なり子実体が永存的に窪む
✕本種と異なり子実体に芳香がある
✕本種と異なり傘表皮が平行菌糸被で末端細胞が円筒形でない
NEW(新種)
Entoloma anamikum
Manimohan, A.V. Joseph & Leelavathy
語源…サンスクリット語で「名も無き」
📍India, Kerala State, Palghat District, Tarur 10.67186, 76.46618地図で開く ↗
比較 (4)
↗
✕本種より担子胞子のサイズが大きい
✕本種と異なり担子胞子が五角形
✕本種と異なり菌糸にクランプを欠く
↗
✕本種と異なり子実体に穀粉臭がある
✕本種より担子胞子のサイズが小さい
✕本種と異なり油管菌糸を欠く
↗
○形態的に類似している
✕本種と異なり子実体に不快臭がある
✕本種より担子胞子のサイズが小さい
✕本種と異なり縁シスチジアが良好に発達する
✕本種と異なり菌糸にクランプを欠く
↗
○インドに分布する
○担子胞子のサイズの範囲が重なる
✕本種と異なり傘が類白色で褐色を帯びるのではなく帯灰黄色
✕本種と異なり柄が類白色で褐色を帯びるのではなく帯灰黄色
✕本種と異なり担子胞子が異径の卵形で7-8つの平らまたは凹んだ面を有するのではなく異径の卵形で5面を有する
✕本種と異なり油管菌糸を有するのではなく欠く
✕本種と異なり菌糸にクランプを有するのではなく欠く
NEW(新種)
Entoloma nirupamum
Manimohan, A.V. Joseph & Leelavathy
語源…サンスクリット語で「比類無き」
📍India, Kerala State, Calicut University Campus 11.13403, 75.89266地図で開く ↗
比較 (3)
↗
○肉眼的形態が類似している
○担子胞子のサイズがやや類似している
✕本種と異なり子実体に顕著な臭気を欠く
✕本種より担子胞子の幅が広い
✕本種と異なり担子胞子が五角形~六角形である
↗
✕本種と異なり襞縁部が時にしか着色しない
✕本種と異なり子実体に強いコショウ臭がある
✕本種と異なり担子胞子が異径の楕円形
✕本種と異なりシスチジア状細胞を有する
✕本種と異なり柄シスチジアを有する
↗
✕本種と異なり子実体に強いコショウ臭がある
✕本種ほど担子胞子が角張らず6-9面
✕本種と異なり真の縁シスチジアを欠く
NEW(新種)
Entoloma mridulum
Manimohan, A.V. Joseph & Leelavathy
語源…サンスクリット語で「繊細な」
📍India, Kerala State, Calicut University Campus 11.13403, 75.89266地図で開く ↗
比較 (1)
↗
○南アジアに分布する
○肉眼的形態が類似している
○担子胞子のサイズが類似している
○担子胞子の形状が類似している
○菌糸にクランプを有する
✕本種と異なりインドではなくスリランカなどに分布する
✕本種と異なり傘表面が鱗屑状で条線を欠く
✕本種と異なり襞縁部に稔性を有する
NEW(新種)
Entoloma niranjanum
Manimohan, A.V. Joseph & Leelavathy
語源…サンスクリット語で「染まっていない」
📍India, Kerala State, Calicut University Campus 11.13403, 75.89266地図で開く ↗
比較 (4)
↗
○インドに分布する
○形態的にほぼ識別できないほど類似している
○子実体が中型
○傘表面が中央部にかけて小鱗片状
○顕微鏡的形質のほとんどが顕著に類似している
○担子胞子に5-6面を有する
✕本種と異なり襞縁部が側面と同色ではなく青色の斑点をあらわす
✕本種と異なり襞が全縁ではなく鋸歯状
↗
○傘が帯黒青色
○襞縁部が着色しない
○柄が帯黒青色
○顕微鏡的形質の主要な部分が類似している
✕本種と異なり傘表面に条線や溝線を欠く
↗
○傘が帯黒青色
○襞縁部が着色しない
○柄が帯黒青色
○顕微鏡的形質の主要な部分が類似している
✕本種と異なり傘表面全体が繊維状~小鱗片状
✕本種と異なり傘表面に条線や溝線を欠く
✕本種と異なり柄シスチジアが房状をなす
↗
✕本種より子実体がややがっしりとしている
✕本種と異なり傘が濃青色で淡青色に退色する
✕本種と異なり傘表面に条線を欠く
✕本種より担子胞子のサイズが僅かに大きい
COMB(新組み合わせ)
Entoloma aurantium
(Manimohan & Leelavathy) Manimohan, A.V. Joseph & Leelavathy
旧名:Alboleptonia aurantia Manimohan & Leelavathy
NAME(新学名)
Entoloma theekshnagandhum
Manimohan, A.V. Joseph & Leelavathy
旧名:Alboleptonia graveolens Manimohan & Leelavathy
比較 (2)
↗
○インドに分布する
○肉眼的形態が非常に類似している
○担子胞子が四角形
○縁シスチジアを有する
○菌糸にクランプを有する
✕本種と異なり子実体が傷つくと帯黄色になるのではなく変色しない
✕本種と異なり傘表面に半透明条線をあらわすのではなく条線を欠く
✕本種と異なり子実体に非常に強い不快臭ではなく心地よい香りがある
✕本種より担子胞子が長い
✕本種より担子胞子の幅が狭い
✕本種と異なり担子胞子が四角形または五角形ではなく異径で5-6面を有する
↗
○インドに分布する
○形態的に類似している
○担子胞子が四角形
✕本種と異なり子実体に非常に強い不快臭があるという特徴を欠く
✕本種と異なり縁シスチジアが多形でない
✕本種と異なり菌糸にクランプを欠く
REC(インド新産種)
Entoloma rugosopruinatum
Corner & E. Horak
比較 (2)
↗
✕本種と異なり菌糸にクランプを有する
↗
○インドに分布する
✕本種と異なり傘がターコイズブルーではなく褐色
✕本種と異なり傘表面がビロード状ではなく小粒状
✕本種より担子胞子が短い
✕本種と異なり担子胞子が異径の卵形で5-6面を有するのではなくやや等径~やや角張りほとんどの場合5面
✕本種と異なり縁シスチジアを欠くのではなく有する
その他掲載種(その他掲載種)
Entoloma flavidum
(Massee) Corner & E. Horak
比較 (1)
↗
○インドに分布する
✕本種と異なり子実体が帯黄白色ではなく帯桃白色
✕本種より担子胞子が短い
✕本種と異なり担子胞子が異径の卵形で5-6面を有するではなく四角形
✕本種と異なり縁シスチジアを有するのではなく欠く
その他掲載種(その他掲載種)
Entoloma pervelutinum
E. Horak
比較 (1)
↗
○インドに分布する
✕本種と異なり傘が褐色ではなくターコイズブルー
✕本種と異なり傘表面が小粒状ではなくビロード状
✕本種より担子胞子が長い
✕本種と異なり担子胞子がやや等径~やや角張りほとんどの場合5面ではなく異径の卵形で5-6面を有する
✕本種と異なり縁シスチジアを有するのではなく欠く
その他掲載種(その他掲載種)
Entoloma infundibuliforme
Petch
その他掲載種(その他掲載種)
Entoloma maleolens
E. Horak
比較 (2)
↗
○子実体が小型
○子実体が白色
○子実体が脆い
○顕微鏡的形質のほとんどが類似している
✕本種と異なり子実体がヒダサカズキタケ型
✕本種と異なり傘が老成するとクリーム色
✕本種と異なり傘表面に条線を欠く
✕本種と異なり襞が弓状垂生する
↗
○インドに分布する
○子実体が小型
○子実体が白色
○子実体が脆い
○担子胞子のサイズの範囲が重なる
✕本種と異なり子実体に臭いがないのではなく温和で不快ではない臭いがある
✕本種と異なり担子胞子が異径の卵形で5-6面を有するのではなく異径の卵形で5-7つの窪んだ面を有する
✕本種と異なり縁シスチジアを欠くのではなく有する
REC(アジア、インド新産種)
Entoloma proprium
E. Horak
比較 (3)
↗
○インドに分布する
○子実体が小型
○子実体が白色
○子実体が脆い
○担子胞子のサイズの範囲が重なる
✕本種と異なり子実体に温和で不快ではない臭いがあるのではなく臭いがない
✕本種と異なり担子胞子が異径の卵形で5-7つの窪んだ面を有するのではなく異径の卵形で5-6面を有する
✕本種と異なり縁シスチジアを有するのではなく欠く
↗
○子実体が小型
○子実体が白色
○子実体が脆い
✕本種と異なり子実体がヒダサカズキタケ型
✕本種と異なり襞が弓状垂生する
↗
○顕微鏡的形質の多くが類似している
✕本種と異なり子実体がヒダサカズキタケ型
✕本種より子実体ががっしりとしている
✕本種と異なり菌糸にクランプを有する
その他掲載種(その他掲載種)
Entoloma stylophorum
(Berkeley & Broome) Saccardo
その他掲載種(その他掲載種)
Entoloma gnophodes
(Berkeley & Broome) E. Horak
比較 (1)
↗
○インドに分布する
○担子胞子のサイズの範囲が重なる
○菌糸にクランプを有する
✕本種と異なり傘表面に半透明条線をあらわさない
✕本種と異なり担子胞子が異径の卵形で5-6つの窪んだ面を有するのではなくやや等径で6-9面を有する
✕本種と異なり側シスチジアを時に有するのではなく欠く
その他掲載種(その他掲載種)
Entoloma gnaphalodes
(Berkeley & Broome) E. Horak
比較 (1)
↗
○インドに分布する
○担子胞子のサイズの範囲が重なる
○菌糸にクランプを有する
✕本種と異なり傘表面に半透明条線をあらわす
✕本種と異なり担子胞子がやや等径で6-9面を有するのではなく異径の卵形で5-6つの窪んだ面を有する
✕本種と異なり側シスチジアを欠くのではなく時に有する
その他掲載種(その他掲載種)
Entoloma hyalodepas
(Berkeley & Broome) E. Horak
比較 (1)
↗
○インドに分布する
○担子胞子のサイズの範囲が重なる
✕本種と異なり傘が帯灰黄色ではなく類白色で褐色を帯びる
✕本種と異なり柄が帯灰黄色ではなく類白色で褐色を帯びる
✕本種と異なり担子胞子が異径の卵形で5面を有するのではなく異径の卵形で7-8つの平らまたは凹んだ面を有する
✕本種と異なり油管菌糸を欠くのではなく有する
✕本種と異なり菌糸にクランプを欠くのではなく有する
その他掲載種(その他掲載種)
Entoloma serrulatum↗
(Fries) Hesler
ススタケ
比較 (1)
↗
○インドに分布する
○形態的にほぼ識別できないほど類似している
○子実体が中型
○傘表面が中央部にかけて小鱗片状
○顕微鏡的形質のほとんどが顕著に類似している
○担子胞子に5-6面を有する
✕本種と異なり襞縁部が青色の斑点をあらわすのではなく側面と同色
✕本種と異なり襞が鋸歯状ではなく全縁
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実験器具/実験手法/試薬