2024年4月28日 (仮訳)ギリシャ産Resupinarus属菌 Gonou-Zagou, Z. et al. 2011. The genus Resupinarus Nees ex Gray in Greece. Nova Hedwigia. Available at: https://www.schweizerbart.de/papers/nova_hedwigia/detail/92/76055/The_genus_Resupinatus_Nees_ex_Gray_in_Greece [Accessed April 28, 2024] 【R3-11650】2024/4/28投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ギリシャからResupinatus alboniger、R. applicatus、およびR. striatulusの3種を報告した。 そのうちR. albonigerはギリシャ新産種であり、R. striatulusは100年以上ぶりの再発見となった。 ギリシャ産本属菌の検索表を掲載した。 (ギリシャ新産種) Resupinatus alboniger (Patouillard) Singer (その他掲載種) Resupinatus applicatus (Batsch) Gray シジミタケ 【よく似た種との区別】 Resupinatus striatulus(ヒメシジミタケ) ギリシャに分布する 形態的に非常に類似している(同種や変種と考えられたこともあった) 本種より子実体のサイズが小さい 本種と異なり子実体が扇形~腎臓形ではなく杯状 本種と異なり傘表面が全体が綿毛状なのではなく無毛~僅かに付着部が綿毛状 本種と異なり傘縁部表面に条線を欠くか不明瞭なのではなく深い条線をあらわす 本種と異なり傘表皮菌糸に粗い色素結晶を伴う (その他掲載種) Resupinatus striatulus (Persoon) Murrill ヒメシジミタケ 【よく似た種との区別】 Resupinatus applicatus(シジミタケ) ギリシャに分布する 形態的に非常に類似している(同種や変種と考えられたこともあった) 本種より子実体のサイズが大きい 本種と異なり子実体が杯状ではなく扇形~腎臓形 本種と異なり傘表面が無毛~僅かに付着部が綿毛状なのではなく全体が綿毛状 本種と異なり傘縁部表面に深い条線をあらわすのではなく条線を欠くか不明瞭 本種と異なり傘表皮菌糸に粗い色素結晶を伴うという特徴を欠く Resupinatus trichotis(クロゲシジミタケ) 形態的に非常に類似している(同種や変種と考えられたこともあった) 子実体のサイズが類似している 子実体の形状が類似している 本種と異なり傘表面に帯黒色の毛羽立った毛を有する