2026年8月26日 (仮訳)絶対地衣生菌Lichenoconium属はクロイボタケ綱における新系統をなす Lawrey, JD. et al. 2011. The obligately lichenicolous genus Lichenoconium represents a novel lineage in the Dothideomycetes. Fungal Biology. Available at: https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1878614610001893 [Accessed August 26, 2026] 【R3-14203】2026/8/26投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 絶対地衣生菌のLichenoconium属について、nrLSUおよびmtSSUによる初の分子系統解析を実施した。 その結果、本属の単系統性が支持され、クロイボタケ綱に位置づけられたが、既知のいずれの目や地衣形成性系統群とも近縁関係が支持されなかった。 また、フランス、ルクセンブルク、オランダで採集された新種L. aeruginosumを記載した。 Luxembourg, W of Steinfort, quarry W of nature reserve (新種) Lichenoconium aeruginosum Diederich, M. Brand, van den Boom & Lawrey 【よく似た種との区別】 Lichenoconium pyxidatae 同じCladonia属地衣を宿主とする 本種と異なり通常宿主の鱗片上、稀に子柄上に生じるという特徴を欠く 本種と異なり分生子殻の殻壁が上部で帯青色ではなく褐色 本種と異なり分生子殻の殻壁がKOHで顕著な青緑色ではなく帯オリーブ色に呈色する 本種より分生子のサイズがずっと小さい 本種より分生子が明色である 本種と異なり分生子の基部が稀に截断状になるという特徴を欠く Lichenoconium usneae ルクセンブルクに分布する 同じCladonia属地衣を宿主とする 本種と異なりUsunea属地衣が宿主として知られている 本種と異なり通常宿主の鱗片上、稀に子柄上に生じるという特徴を欠く 本種と異なり分生子殻の殻壁が上部で帯青色ではなく褐色 本種と異なり分生子殻の殻壁がKOHで顕著な青緑色ではなく帯オリーブ色に呈色する 本種より分生子のサイズが僅かに小さい Lichenoconium erodens ルクセンブルクに分布する 同じCladonia属地衣を宿主とする 本種と異なりHypogymnia属地衣が宿主として知られている 本種と異なり通常宿主の鱗片上、稀に子柄上に生じるという特徴を欠く 本種より分生子殻がずっと小さい 本種と異なり分生子殻の殻壁が上部で帯青色という特徴を欠く 本種と異なり分生子殻の殻壁がKOHで顕著な青緑色に呈色するという特徴を欠く 本種より分生子形成細胞がずっと小さい 本種より分生子がずっと小さい Lichenoconium cargillianum 本種より分生子殻のサイズが大きい 本種より分生子のサイズが大きい Lichenoconium xanthoriae 本種より分生子殻のサイズが大きい (その他掲載種) Lichenoconium erodens M.S. Christiansen & D. Hawksworth 【よく似た種との区別】 Lichenoconium aeruginosum ルクセンブルクに分布する 同じCladonia属地衣を宿主とする 本種と異なりHypogymnia属地衣が宿主として知られていない 本種と異なり通常宿主の鱗片上、稀に子柄上に生じる 本種より分生子殻がずっと大きい 本種と異なり分生子殻の殻壁が上部で帯青色 本種と異なり分生子殻の殻壁がKOHで顕著な青緑色に呈色する 本種より分生子形成細胞がずっと大きい 本種より分生子がずっと大きい (その他掲載種) Lichenoconium lecanorae (Jaap) D. Hawksworth (その他掲載種) Lichenoconium usneae (Anzi) D. Hawksworth 【よく似た種との区別】 Lichenoconium usneae ルクセンブルクに分布する 同じCladonia属地衣を宿主とする 本種と異なりUsunea属地衣が宿主として知られていない 本種と異なり通常宿主の鱗片上、稀に子柄上に生じる 本種と異なり分生子殻の殻壁が褐色ではなく上部で帯青色 本種と異なり分生子殻の殻壁がKOHで帯オリーブ色ではなく顕著な青緑色に呈色する 本種より分生子のサイズが僅かに大きい