2026年8月4日 (仮訳)ツメゴケ目Pseudocyphellaria hookeriクレード:種対-フォトシンビオディーム種分化複合体か? de Lange, PJ. et al. 2026. The Pseudocyphellaria hookeri clade (Peltigerales): a species pair-photosymbiodeme speciation complex?. Plant and Fungal Systematics. Available at: https://pfsyst.botany.pl/pdf-225537-142953?filename=The-Pseudocyphellaria-hoo.pdf [Accessed August 4, 2026] 【R3-14137】2026/8/4投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ニュージーランド固有のPseudocyphellaria hookeri種群の4種について分子系統解析と形態・生態データを統合し、そのうち1種をP. coralloideaとして新種記載した。 本クレードにおいて単一の多型祖先から種対-フォトシンビオディーム種分化複合体が生じたという仮説が支持されず、共生藻と繁殖戦略が段階的に転換することを支援した。 真正の粉芽塊と真正の裂芽の中間的な繁殖構造に対して新用語”soredisidia”を提唱した。 New Zealand, North Island, Waikato, Tongariro National Park, Tree Trunk Gorge Road, 38 km E of National Park village (新種) Pseudocyphellaria coralloidea B. Moncada, de Lange, Blanchon & Lücking 語源…珊瑚状の(裂芽塊の形状から) 【よく似た種との区別】 Pseudocyphellaria hookeri ニュージーランドに分布する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種より地衣体のサイズが比較的大きい 本種と異なり裂片が丸みを帯びるという特徴を欠く 本種と異なり地衣体表面が浅い皺状〜深い皺状である 本種と異なり裂芽を欠く ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudocyphellaria intricata 地衣体表面が不均一である 偽盃点を上面に欠く ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種より裂片が狭い 本種と異なり裂片の縁がしばしば波打つ 本種と異なり裂芽を粉芽塊から生じるという特徴を欠く 本種より偽盃点が下面において疎らである 本種より偽盃点が下面において大きい 本種と異なり偽盃点が下面において不規則形である 本種と異なり地衣成分としてスチクチン酸複合体を欠く ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudocyphellaria argyracea(ハクテンヨロイゴケ) ニュージーランドに分布する 形態的に類似している(当初この種の異常型と誤同定されていた) 共生藻がシアノバクテリアである 地衣体が灰褐色 裂芽が粉芽塊状構造に侵食する 裂芽が褐色である ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり偽盃点が主に裂片上面に生じる 本種と異なり偽盃点が白色である 本種と裂芽の形成順序が逆であり、先に白色でのちに褐色型が生じる 本種と異なり地衣体表面が浅い皺状ではなく網目状に隆起する 本種と異なり地衣成分としてスチクチン酸、ノルスチクチン酸複合体を欠く ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudocyphellaria bartlettii 地衣成分が一致する 偽盃点が下面において部分的に淡黄色である ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり地衣体表面が浅い皺状ではなく網目状に隆起する 本種と異なり粉芽から偽裂芽のみを生じる ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Pseudocyphellaria durietzii D.J. Galloway 【よく似た種との区別】 Pseudocyphellaria hookeri ニュージーランドに分布する 地衣体表面が浅い皺状である 粉子器を有する 裂片表面が浅い皺状〜深い皺状である フォトシンビオディームを形成しない ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり地衣体表面が深い皺状〜浅い皺状の中間的性質のことがある ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudocyphellaria rufovirescens 地衣体下面が淡色である 地衣体下面が薄い綿毛状である ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種より地衣体表面の隆起が幅広い 本種と異なり地衣体表面がC陰性である 本種と異なり子器盤が赤褐色である 本種と異なり子嚢胞子が淡褐色である 本種と異なり髄層がC陰性である ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudocyphellaria faveolata 形態的に類似している(本種の地衣体表面が深い皺状の時に混同のおそれがある) ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種よりトメンタが厚い 本種と異なりトメンタが暗色である 本種と異なり偽盃点が裂片の葉縁から突出する 本種と異なり偽盃点が疣状である 本種と異なり子器盤にしばしば(特に幼時)粉霜を伴う 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり地衣成分としてテヌイオリンおよびジロホール酸誘導体を欠く 本種と異なり地衣成分としてフィスキオスポリンを含む ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudocyphellaria billardierei 地衣成分が極めて類似している ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり裂片がかなり規則的な線形である 本種と異なり子器がほとんどの場合葉縁に生じる 本種と異なり子器盤が赤褐色〜黒色まで変異する 本種よりトメンタが厚い 本種よりトメンタが暗色 本種より子嚢胞子のサイズが僅かに大きい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Pseudocyphellaria hookeri (C. Babington) D.J. Galloway & P. James 【よく似た種との区別】 Pseudocyphellaria durietzii ニュージーランドに分布する 地衣体表面が浅い皺状である 粉子器を有する 裂片表面が浅い皺状〜深い皺状である フォトシンビオディームを形成しない ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり地衣体表面が深い皺状〜浅い皺状の中間的性質のことがあるという特徴を欠く ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudocyphellaria rufovirescens ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり地衣体表面が浅い皺状〜僅かに深い皺状で幅広い隆起を持つ 本種と異なり地衣体表面がC陰性である 本種と異なり髄層がC陰性である 本種と異なり真正のフォトシンビオディームを形成する ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Pseudocyphellaria montagnei (C. Babington) D.J. Galloway & P. James 【よく似た種との区別】 Pseudocyphellaria corbettii ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり地衣体が密着するのではなく緩く着生する 本種と異なり裂片の幅が狭い 本種と異なり裂片が扁平である 本種と異なり裂芽が葉縁から突出する 本種と異なり裂芽が幅狭い 本種と異なりフィリディアが葉縁から突出する 本種と異なりフィリディアが幅狭い ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudocyphellaria multifida ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり地衣体が密着するのではなく緩く着生する 本種と異なり裂片の幅が狭い 本種と異なり裂片が扁平である 本種と異なり裂芽が葉縁から突出する 本種と異なり裂芽が幅狭い 本種と異なりフィリディアが葉縁から突出する 本種と異なりフィリディアが幅狭い ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Podostictina pickeringii 形態的に類似している 本種と異なり髄層が鮮黄色である 本種と異なり偽盃点が地衣体下面において鮮黄色である Lobaria asperula 形態的に類似している フィリディアが豊富である フィリディアがほとんどの場合葉縁に生じる 本種と異なり偽盃点を地衣体下面に欠く 本種と異なり子器盤が赤褐色である 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数がほとんどの場合3である 本種と異なり地衣成分としてジロホール酸のみを含む Sticta squamata 形態的に類似している 本種と異なり盃点を地衣体下面に有する 本種と異なり地衣成分を欠く