2015年11月9日 (仮訳)Coniolariella属菌 Zare, R., Asgari, B. & Gams, W., 2010. The species of Coniolariella. Mycologia. Available at: http://www.mycologia.org/content/102/6/1383.short [Accessed November 8, 2015]. 【R3-02363】2015/11/09投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Coniolariella属菌の形態学的検討および分子系統解析を行い、本属に5種を認めた。 以前同種とされたConiolariella gamsiiとC. murandiiが別種であることを明らかにし、後者をC. macrotheciaとして改めて新種記載した。 また、新組み合わせC. ershadiiを提唱し、本属菌5種を含む検索表を掲載した。 Monument Valley area, Colorado, USA (新種) Coniolariella macrothecia Zare, Asgari & W. Gams 語源…大きな子嚢果の 【よく似た種との区別】 Coniolariella gamsii 子嚢果に孔口を有する 子嚢果表面が平滑 子嚢のサイズの範囲が重なる 子嚢胞子の末端に突起を有する 成熟した子嚢果の内部に側糸を有する アナモルフがNodulisporium属類似 ITSおよびnrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より子嚢果の直径が小さい 本種より子嚢果の殻壁がずっと薄い 本種より子嚢胞子の幅が狭い nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (新組み合わせ) Coniolariella ershadii (Zare, Asgari & W. Gams) Zare, Asgari & W. Gams 旧名:Coniochaeta ershadii Zare