2013年11月24日 (仮訳)インドのシュラーヴァスティーで、神聖視され民間療法に用いられるベンガルボダイジュの葉の上から発見された3新種 Ajay, K. & Mall, TP., Three New Foliicolous Fungi on Sacred and Potent Ethno Medicinal Plant Indian Banyan from Shrawasti (UP) India. Species. Available at: http://www.discovery.org.in/PDF_Files/s_061501.pdf [Accessed November 24, 2013]. 【R3-00035】2013/11/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、ウッタル・プラデーシュ州の北タライ地域(シュラーヴァスティー)からAlternaria banyan、 Asterina benghalensis、Drechslera ficiの3種を新種記載した。 これらの種はいずれもベンガルボダイジュの葉に寄生し、斑点などの病害を起こす菌として見出された。 ベンガルボダイジュはこの地域では聖なる木として知られており、民間療法に用いられてきた樹木である。 Gulra Rest House, Bhinga Forest Range, Shrawasti (U.P.) India (新種) Alternaria banyan Mall and Kumar 語源…ベンガルボダイジュの 【よく似た種との区別】 Alternaria tenuissima 葉の斑点が本種と異なり葉の下面に生じる 本種と異なり分生子柄が束生せず単生 本種と異なり分生子柄が分枝することは稀 分生子柄が本種と異なり膝折り状にならない 分生子の形状が異なる 本種と異なり分生子の隔壁部分が全くくびれないか僅かにしかくびれない Gulra Rest House, Bhinga Forest Range, Shrawasti (U.P.) India (新種) Asterina benghalensis Mall and Kumar 語源…ベンガル産の 【よく似た種との区別】 Asterina mysorensis 同じイチジク属樹木から報告されている 葉の斑点が本種と異なり葉の上面だけでなく下面にも生じる 菌糸が本種と異なり直角に分枝することがある 本種と異なり子嚢が4-6胞子性ではなく8胞子性 子嚢胞子が本種より大きい Gulra Rest House, Bhinga Forest Range, Shrawasti (U.P.) India (新種) Drechslera fici Mall and Kumar 語源…イチジク属の 【よく似た種との区別】 Drechslera yamadi 同じくクワ科樹木から報告されている 斑点が本種と異なり背軸に生じる 分生子柄が本種と異なり小さな束をなすことがある 分生子柄の隔壁が本種より少ない 分生子のサイズが本種より小さい 分生子の隔壁が本種より少ない 分生子の隔壁部分がくびれる(?)