中国広東省においてヨウシュンシャから分離されたPericonia属3新種:本属内でクラスターを形成する疑わしい分類群についての議論

Liao, C. et al. 2024. Three New Periconia Species Isolated from Wurfbainia villosa in Guangdong, China: A Discussion on the Doubtful Taxa Clustering in this Genus. Diversity. Available at: https://www.mdpi.com/1424-2818/16/3/141 [Accessed April 22, 2025]
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3行まとめ
  1. 中国広東省においてヨウシュンシャから得られた菌を検討し、Periconia endophytica、P. wurfbainiae、およびP. yangjiangensisの3新種を記載した。
  2. そのうちP. endophyticaは健全葉から、残りの2種は枯死茎から得られた腐生菌であった。
  3. また、分子系統解析において本属クレード内でクラスターを形成する疑問分類群Flavomyces fulophaziiおよびSporidesmium tengiiの分類学的位置についても議論した。
掲載種 (3)
NEW(新種)
Periconia endophytica
C.F. Liao, Doilom & K.D. Hyde
語源…エンドファイトの
📍中国広東省陽江市陽春市永寧鎮 22.25618, 111.60904地図で開く ↗
比較 (2)
↗
○分生子が分生子形成細胞および分生子柄側面に沿った枝上から形成される
✕本種より分生子柄が長い
✕本種より分生子の直径が大きい
↗
○中国に分布する
○同じヨウシュンシャを宿主とする
○ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり分生子柄が未分化〜半分化分生子柄ではなく分化分生子柄である
✕本種と異なり分生子柄が無色ではなく暗褐色~黒色
✕本種と異なり分生子柄が分枝するのではなく分枝しない
✕本種と異なり分生子が4-10個ではなく通常3個鎖生する
✕本種と異なり分生子が淡褐色〜黄金褐色ではなく黄金褐色
✕ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
NEW(新種)
Periconia wurfbainiae
C.F. Liao, Doilom & K.D. Hyde
語源…Wurfbainia属の
📍中国広東省陽江市陽春市合水鎮 22.32719, 111.89252地図で開く ↗
比較 (4)
↗
○ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり分生子柄に分化分生子柄と未分化分生子柄の両方がある
✕本種より分生子柄のサイズが小さい
✕本種と異なり分生子柄が初めほぼ無色で、成熟するにつれて淡褐色〜暗褐色となる
✕本種と異なり分生子柄頂部が膨大し、柄を有する
✕本種より分生子の直径が大きい
✕ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○子嚢果が埋生する
○子嚢果が球形で乳頭突起を有する
○子嚢が円筒形有柄
○子嚢に眼房構造がある
○子嚢胞子が無色
○子嚢胞子が広紡錘形
○ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁
✕本種より子嚢果のサイズが小さい
✕本種より子嚢胞子のサイズが大きい
✕本種と異なり子嚢胞子のほぼ中央に隔壁を有する
✕本種と異なり子嚢胞子が粘液質の鞘に包まれる
✕ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁
✕本種より子嚢果のサイズが小さい
✕本種より殻壁が薄い
✕ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○中国に分布する
○同じヨウシュンシャを宿主とする
○ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁
✕本種より分生子柄が長い
✕本種と異なり分生子柄の末端細胞が膨大しないのではなく膨大する
✕本種と異なり分生子形成細胞が末端生および節間生ではなく末端生
✕本種より分生子形成細胞のサイズが大きい
✕本種と異なり分生子が通常6-8個鎖生するという特徴を欠く
✕ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
NEW(新種)
Periconia yangjiangensis
C.F. Liao, Doilom & K.D. Hyde
語源…陽江産の
📍中国広東省陽江市陽春市合水鎮 22.32719, 111.89252地図で開く ↗
比較 (3)
↗
○分生子柄の天然基質上における形態が類似している
○分生子の天然基質上における形態が類似している
○ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり分生子が未熟時黄色〜黄金褐色または帯赤褐色
✕本種と異なり分生子が球形
✕本種と異なり分生子表面が小疣状で成熟すると不規則な裂片状の鶏冠状突起からなる特有の装飾を形成する
✕ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○中国に分布する
○同じヨウシュンシャを宿主とする
○ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり分生子柄が分化分生子柄ではなく未分化〜半分化分生子柄である
✕本種と異なり分生子柄が暗褐色~黒色ではなく無色
✕本種と異なり分生子柄が分枝しないのではなく分枝する
✕本種と異なり分生子が通常3個ではなく4-10個鎖生する
✕本種と異なり分生子が黄金褐色ではなく淡褐色〜黄金褐色
✕ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○中国に分布する
○同じヨウシュンシャを宿主とする
○ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁
✕本種より分生子柄が短い
✕本種と異なり分生子柄の末端細胞が膨大するのではなく膨大しない
✕本種と異なり分生子形成細胞が末端生ではなく末端生および節間生
✕本種より分生子形成細胞のサイズが小さい
✕本種と異なり分生子が通常6-8個鎖生する
✕ITS+nrLSU+nrSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
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