2023年7月4日 (仮訳)インド、カシミール・ヒマラヤ北部地域に産した担子菌のきのこの3新産種 War, JM. et al., 2023. Three new reports of Basidiomycetous mushrooms (Russula and Lactarius: Russulaceae) from northern regions of Kashmir Himalaya, India. Journal of Mycopathological Research. Available at: https://www.journalofmycopathologicalresearch.com/index.php/journal/article/view/109 [Accessed July 4, 2023] 【R3-10755】2023/7/4投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、ジャンムー・カシミール州においてベニタケ科菌類の調査を実施し、10種を同定した。 そのうちRussula turciなど3種はジャンムー・カシミール州新産種となった。 分布図や各種の記載文や写真などを掲載した。 (その他掲載種) Russula atropurpurea Peck ムラサキハツ (その他掲載種) Russula aurea Pers. ニシキタケ (その他掲載種) Russula cyanoxantha (Schaeff.) Fr. カワリハツ 【よく似た種との区別】 Russula xerampelina(ニオイベニハツ) 傘の色が類似している 本種と異なり子実体に魚の臭いがある (ジャンムー・カシミール州新産種) Russula turci Bres. 【よく似た種との区別】 Russula amethystina 形態的に非常に類似している 本種と異なり傘が明色で縁が帯紫色という特徴を欠く 本種と異なり傘が雨に晒されると変色する 本種と異なり柄基部にヨウ素臭があるという特徴を欠く 本種と異なり担子胞子の疣の間に結節状の網目があるのではなく疣がやや孤立し弱いか拡散した網目を伴う Russula brunneopurpurea 形態的に非常に類似している 本種と異なり傘が明色で縁が帯紫色という特徴を欠く 本種と異なり傘が雨に晒されると変色する 本種と異なり柄基部にヨウ素臭があるという特徴を欠く (その他掲載種) Russula emetica (Schaeff.) Pers. ドクベニタケ (その他掲載種) Russula sanguinaria (Schumach.) Rauschert (その他掲載種) Russula brevipes Peck (その他掲載種) Lactarius deterrimus Gröger アカハツモドキ (ジャンムー・カシミール州新産種) Lactarius rufus (Scop.) Fr. アカチチタケ (ジャンムー・カシミール州新産種) Lactarius sanguifluus (Paulet) Fr.