2026年8月24日 (仮訳)Phanerochaete属3新種 Wu, S-H., Chen, C-C. & Wei, C-L. 2018. Three new species of Phanerochaete (Polyporales, Basidiomycota). MycoKeys. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/articles.php?id=29070 [Accessed August 24, 2026] 【R3-14199】2026/8/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 台湾および中国本土で採集された菌を検討し、Phanerochaete canobrunnea、P. cystidiata、およびP. fuscaとして新種記載した。 これらの新種はそれぞれ台湾亜熱帯域の被子植物枝上、台湾と雲南省の被子植物枝上、湖北省の被子植物枝上に発生していた。 これらの新種はそれぞれ子実層面が帯灰褐色でシスチジアを欠くこと、子実層面がクリーム色〜黄色でシスチジアが小型で結晶を伴うこと、子実層面が暗褐色で菌糸が褐色であることなどで特徴づけられた。 台湾南投県魚池郷蓮華池 (新種) Phanerochaete canobrunnea Sheng H. Wu, C.C. Chen & C.L. Wei 語源…灰褐色の(子実層面の色から) 【よく似た種との区別】 Phanerochaete thailandica 骨格菌糸を有する 子実体形成菌糸層菌糸が褐色 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なりシスチジアを欠くのではなく有する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Phanerochaete brunnea 担子胞子の形態が類似している シスチジアを欠く 本種と異なり菌糸構成が2菌糸型ではなく1菌糸型である 台湾南投県奥万大 (新種) Phanerochaete cystidiata Sheng H. Wu, C.C. Chen & C.L. Wei 語源…シスチジアの 【よく似た種との区別】 Phanerochaete ericina ITS+nrLSU、5.8S+nrLSU+rpb1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実層面がクリーム色〜黄色ではなく帯褐色である 本種と異なりシスチジアに結晶を有するのではなく欠く 本種と異なり準結合菌糸を有する ITS+nrLSU、5.8S+nrLSU+rpb1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Phanerochaete burtii(ウスキヒモカワタケ) 子実体の縁がいくぶん長縁毛状である 担子胞子のサイズが類似している シスチジアの頂部が狭いか先細りになる 本種と異なりシスチジアに結晶を欠くか稀である ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Phanerochaete carnosa(オオキカワタケ) 子実体の縁がいくぶん長縁毛状である 担子胞子のサイズが類似している シスチジアの頂部が狭いか先細りになる 本種と異なりシスチジアに結晶を欠くか稀である ITS+nrLSU、5.8S+nrLSU+rpb1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Phanerochaete calotricha 子実体の縁がいくぶん長縁毛状である 担子胞子のサイズが類似している シスチジアの頂部が狭いか先細りになる 本種と異なりシスチジアに結晶を欠くか稀である ITS+nrLSU、5.8S+nrLSU+rpb1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Phanerochaete citrinosanguinea 子実体の縁がいくぶん長縁毛状である 担子胞子のサイズが類似している シスチジアの頂部が狭いか先細りになる 本種と異なりシスチジアに結晶を欠くか稀である ITS+nrLSU、5.8S+nrLSU+rpb1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Phanerochaete pseudosanguinea 子実体の縁がいくぶん長縁毛状である 担子胞子のサイズが類似している シスチジアの頂部が狭いか先細りになる 本種と異なりシスチジアに結晶を欠くか稀である ITS+nrLSU、5.8S+nrLSU+rpb1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Phanerochaete sanguinea 子実体の縁がいくぶん長縁毛状である 担子胞子のサイズが類似している シスチジアの頂部が狭いか先細りになる 本種と異なりシスチジアに結晶を欠くか稀である ITS+nrLSU、5.8S+nrLSU+rpb1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Phanerochaete sanguineocarnosa 子実体の縁がいくぶん長縁毛状である 担子胞子のサイズが類似している シスチジアの頂部が狭いか先細りになる 本種と異なりシスチジアに結晶を欠くか稀である ITS+nrLSU、5.8S+nrLSU+rpb1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国湖北省神農架林区文水林場 (新種) Phanerochaete fusca Sheng H. Wu, C.C. Chen & C.L. Wei 語源…暗褐色の(子実層面の色から) 【よく似た種との区別】 Phanerochaete stereoides レプトシスチジアを有する 子実体形成菌糸層菌糸が褐色 本種と異なり子実層面が暗褐色ではなく淡灰褐色である 本種と異なりシスチジアがほぼ無色~帯褐色ではなく無色 本種と異なりシスチジアに1または2つの隔壁を有するのではなく欠く 本種と異なりシスチジアが一様な薄壁であるい ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Phanerochaete porostereoides 子実体形成菌糸層菌糸が褐色 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なりシスチジアを有するのではなく欠く ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される