2017年4月24日 (仮訳)モラヴィア新産の黒穂菌、Tilletia anthoxanthi Kokeš, P., 2010. Tilletia anthoxanthi, a smut fungus new to Moravia. Czech Mycology. Available at: https://web.natur.cuni.cz/~botanika/cvsm/CM62108.pdf [Accessed April 23, 2017]. 【R3-03959】2017/04/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ チェコ東部、モラヴィア地方における新産種としてTilletia anthoxanthiを報告した。 本種はハルガヤ属の3種を宿主とし、チェコにおいてはAnthoxanthum odoratumに見出された。 収蔵標本および文献データを用いて本種の分布情報をまとめた。 (モラヴィア地方新産種) Tilletia anthoxanthi A. Blytt 【よく似た種との区別】 Tilletia holci 本種と異なりハルガヤ属植物ではなくHolcus lanatusなどを宿主とする 本種より黒穂胞子表面の網目のサイズが大きい 本種と異なり黒穂胞子表面の網目がしばしば不完全な脳状であり、空隙に小疣を欠くのではなく、網目状で空隙に小疣を生じる 分子系統解析で区別される(先行研究)