ラオス産のLactarius属2新種
Verbeken, A. et al. 2026. Two new Lactarius species from Laos (Basidiomycota, Russulales). MycoKeys. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/article/186093/ [Accessed May 12, 2026]
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3行まとめ
- ラオス、シエンクワーン県の山地混交林で採集された2種の菌を検討し、Lactarius megaplinthogalusおよびL. rosascensとして新種記載した。
- 前者はPlinthogalus亜属Plinthogalus節、後者はLactarius亜属に位置付けられた。
- 前者は襞が非常に疎で乳液が白色で粘性が強く、担子器が厚壁であること、後者は傘が黄色~蜜色で白色の乳液が速やかに桃色~ワイン赤色に変色し、傘表皮が高度に発達した毛状被であることなどで特徴づけられた。
掲載種 (2)
NEW(新種)
Lactarius megaplinthogalus
語源…大型のPlinthogalus亜属の
Lao PDR, Xieng Khouang Province, Pek District, Man Xom-Suea village 19.60089, 102.61973地図で開く ↗
比較 (7)
東南アジアに分布する
担子胞子のサイズが類似している
担子胞子の装飾の丈が類似している
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりラオスではなくマレーシアなどに分布する
本種と異なりブナ科-マツ属混交林ではなく低地フタバガキ科雨林などに生息する
本種より傘のサイズが小さい
本種と異なり傘が淡い汚帯黄褐色である
本種と異なり乳液が乾燥時に桃色を帯びた灰色に変色する
本種と異なり肉が桃色に変色するのみで、その後灰色〜黒褐色に変色しない
本種と異なり子実体の味が非常に辛いのではなく僅かに辛いのみである
本種と異なり担子胞子の畝がより丸みを帯び尖らない
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
子実体が大型
子実体が暗褐色〜帯黒褐色である
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりラオスではなくニュージーランドなどに分布する
本種と異なり襞の間隔が中等度に密である
本種と異なり襞の縁が暗褐色である
本種と異なり乳液が変色しない
本種と異なり肉が桃色、鮭肉色、橙赤色を経て最終的に帯ワイン色に変色する
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり偽シスチジアが疎らで散在する
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
子実体が頑丈である
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりラオスではなくパプアニューギニアなどに分布する
本種と異なりブナ科-マツ属混交林ではなくEucalyptus pellita、Lophostemon属、Melaleuca属などを宿主とする
本種と異なり傘の色が温かみのある褐色〜淡橙色である
本種と異なり襞の間隔が中等度に密である
本種と異なり肉が帯灰色〜帯黒色ではなく桃色またはパステルレッドに変色する
本種と異なり子実体に乾燥時明瞭な魚臭がする
本種より担子胞子の網目状装飾がより明瞭で規則的である
本種と異なり傘表皮が毛状被である
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
東南アジアに分布する
担子胞子の装飾が類似している
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりラオスではなくマレーシアなどに分布する
本種と異なりブナ科-マツ属混交林ではなく低地フタバガキ科雨林などに生息する
本種と異なり傘が暗褐色〜黒褐色ではなくさび橙色〜橙褐色である
本種と異なり襞が褪せたさび橙色または帯褐橙色の非常に暗色である
本種と異なり肉が傷つけても切断しても変色しない
本種より担子胞子のサイズが小さい
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
東南アジアに分布する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりラオスではなくマレーシアなどに分布する
本種と異なりブナ科-マツ属混交林ではなく低地フタバガキ科雨林などに生息する
本種と異なり襞の間隔が中等度に密である
本種と異なり襞の幅が狭い
本種と異なり肉が帯灰色〜帯黒色ではなく鮭肉桃色に変色する
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なり担子胞子表面がより丈の高い装飾からなる顕著な翼状でゼブロイド模様を呈する
本種と異なり傘表皮が毛状被である
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
アジアに分布する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりラオスではなくスリランカなどに分布する
本種と異なり子実体が腹菌型である
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
アジアに分布する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりラオスではなくスリランカなどに分布する
本種と異なり子実体が腹菌型である
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
NEW(新種)
Lactarius rosascens
語源…桃色への変色の
Lao PDR, Xieng Khouang Province, Pek District, Dong Village 19.49367, 103.26900地図で開く ↗
比較 (12)
乳液が白色である
本種と異なり乳液が変色しない
乳液が白色である
本種と異なり乳液が変色しない
乳液が白色である
本種と異なり乳液が変色しない
乳液が白色である
本種と異なり乳液が変色しない
アジアに分布する
傘表皮が顕著な毛状被である
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりラオスではなく中国、日本などに分布する
本種と異なり子実体が著しい変色を示さない
本種と異なり傘が淡黄色〜明黄色で時に緑色を帯びる
本種と異なり襞が傷つくと帯褐色になる
本種と異なり肉が変色しない
本種と異なり乳液が変色しない
本種と異なり傘表皮が粘質毛状被であり厚い粘液層に埋め込まれた萎縮した菌糸を持つ
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
アジアに分布する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり傘がより暗く均一な褐色〜帯紫色である
本種と異なりラオスではなくタイなどに分布する
本種と異なり乳液が鮮やかな桃色〜ワイン赤色の反応を示すのではなく、変色しないか僅かにしか変色しない
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
アジアに分布する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりラオスではなく韓国などに分布する
本種と異なり傘がより暗く均一な褐色〜帯紫色である
本種と異なり乳液が鮮やかな桃色〜ワイン赤色の反応を示すのではなく、変色しないか僅かにしか変色しない
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
アジアに分布する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりラオスではなく中国などに分布する
本種と異なり地下生である
本種と異なり子実体が腹菌型である
本種と異なり乳液が鮮やかな桃色〜ワイン赤色の反応を示すのではなく、変色しないか僅かにしか変色しない
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりラオスではなくイタリアなどに分布する
本種と異なり傘が全般的により暗く帯赤褐色〜帯ワイン色である
本種と異なり襞が顕著に変色しない
本種と異なり乳液が鮮やかな桃色〜ワイン赤色の反応を示すのではなく、白色のままかゆっくりと帯褐色になるのみである
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
本種と異なりラオスではなくヨーロッパ、米国などに分布する
本種と異なり傘が全般的により暗く帯赤褐色〜帯ワイン色である
本種と異なり襞が顕著に変色しない
本種と異なり乳液が鮮やかな桃色〜ワイン赤色の反応を示すのではなく、白色のままか徐々に帯褐色になるのみである
本種に見られるような顕著な襞の染色を示さない
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりラオスではなくイタリアなどに分布する
本種と異なり傘が全般的により暗く帯赤褐色〜帯ワイン色である
本種と異なり襞が顕著に変色しない
本種と異なり乳液が鮮やかな桃色〜ワイン赤色の反応を示すのではなく、白色のまま徐々に帯褐色になるのみである
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりラオスではなく米国などに分布する
本種と異なり傘が橙色〜サフラン色である
本種と異なり乳液が鮮やかな桃色〜ワイン赤色の反応を示すという特徴を欠く
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される