2022年6月27日 (仮訳)ヤマモガシ科の葉の斑点病を引き起こすPhaeophleospora属2新種 Taylor, JE. et al., 2001. Two new Phaeophleospora species associated with leaf spots of Proteaceae. South African Journal of Botany. Available at: https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0254629915310887 [Accessed June 27, 2022] 【R3-09639】2022/6/27投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ヤマモガシ科植物の葉に斑点病を引き起こした2種の菌を検討し、Phaeophleospora concentricaおよびP. capensisとして新種記載した。 前者はケニアにおいてProtea caffraに発生し、後者は南アフリカにおいてProtea属植物に発生した。 両種は形態的に類似する種とは分生子のサイズや形状、隔壁数などが異なっていた。 South Africa, Western Cape, Helderberg Nature Reserve (新種) Phaeophleospora capensis Joanne E. Taylor & Crous 語源…ケープ産の 【よく似た種との区別】 Phaeophleospora faureae 分生子のサイズが類似している 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が円筒形 Phaeophleospora congestum 分生子のサイズが類似している 本種と異なり分生子が円筒形 本種と異なり分生子の隔壁数が1 Phaeophleospora abyssinicae 分生子の形態が非常に類似している 本種より分生子が長い 本種より分生子の幅が狭い Kenya, Mount Kenya, on Sirimon track close to park gates (新種) Phaeophleospora concentrica P.F. Cannon & J.C. David 語源…同心円状の(葉の斑点から) 【よく似た種との区別】 Phaeophleospora hebes 本種と宿主が異なる 本種より分生子形成細胞の幅が狭い 本種より分生子の幅が僅かに狭い 本種と異なり分生子が淡褐色 Phaeophleospora destructans 本種より分生子が長い 本種と異なり分生子の幅が狭い 本種と異なり分生子が淡褐色 本種と異なり分生子が円筒形