2024年7月7日 (仮訳)Brevicellicium属の2新種および熱帯・亜熱帯産本属菌の調査 Hjortstam, K. 2001. Two new species of Brevicellicium and a survey of tropical and subtropical species in the genus (Basidiomycotina, Aphyllophorales). Mycotaxon. Available at: http://www.cybertruffle.org.uk/cyberliber/59575/0079/0181.htm [Accessed July 7, 2024] 【R3-11860】2024/7/7投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 南米産のBrevicellicium flavovirensとB. udinumを新種記載した。 前者は子実体が黄緑色で平滑または僅かに瘤状、担子胞子が広楕円形平滑であること、後者は子実体が薄く、子実体形成菌糸層が類白色で担子胞子が狭楕円形であることなどで特徴づけられた。 また、各種の記載文や分布、本属菌の検索表を掲載した。 Argentina, prov. Misiones, Iguazu Nat. Park (新種) Brevicellicium flavovirens Hjortstam 語源…黄緑色の(子実体の色から) 【よく似た種との区別】 Brevicellicium exile 子実体形成菌糸層菌糸の表面が平滑 菌糸にクランプを有する 本種より子実体が薄い 本種と異なり子実層托が帯黄緑色ではなく類白色~クリーム色または灰色 本種より担子胞子の幅が狭い 本種と異なり担子胞子が僅かに涙形または楕円形 Brazil, São Paulo, Cananeia, Ilha do Cardoso (新種) Brevicellicium udinum Hjortstam 語源…(不明) (その他掲載種) Brevicellicium allantosporum Hjortstam & Ryvarden 【よく似た種との区別】 Brevicellicium molle 子実層托に通常短い針状の部分が含まれる 菌糸にクランプを有する 本種より担子胞子の幅が広い 本種と異なり担子胞子が腎臓形~ソーセージ形ではなく類球形でやや角張る (その他掲載種) Brevicellicium exile (H.S. Jackson) K.H. Larsson & Hjortstam 【よく似た種との区別】 Brevicellicium flavovirens 子実体形成菌糸層菌糸の表面が平滑 菌糸にクランプを有する 本種より子実体が厚い 本種と異なり子実層托が類白色~クリーム色または灰色ではなく帯黄緑色 本種より担子胞子の幅が広い 本種と異なり担子胞子が僅かに涙形または楕円形でない (その他掲載種) Brevicellicium mellinum (Bresadola) Hjortstam & Ryvarden (その他掲載種) Brevicellicium molle Hjortstam & Ryvarden 【よく似た種との区別】 Brevicellicium allantosporum 子実層托に通常短い針状の部分が含まれる 菌糸にクランプを有する 本種より担子胞子の幅が狭い 本種と異なり担子胞子が類球形でやや角張るのではなく腎臓形~ソーセージ形 (その他掲載種) Brevicellicium olivascens (Bresadola) K.H. Larsson & Hjortstam マルミノコツブコウヤクタケ (その他掲載種) Brevicellicium uncinatum Hjortstam & Ryvarden