(仮訳)インド、南西ガーツ地方、アガスティヤマライ生物圏保護区産のCarbacanthographis属2新種
Mathew, GN. & Jagadeesh Ram, TAM. 2026. Two new species of Carbacanthographis (Graphidaceae, lichenised Ascomycota) from the Agasthyamalai Biosphere Reserve, Southern Western Ghats, India. Annales Botanici Fennici. Available at: https://bioone.org/journals/annales-botanici-fennici/volume-63/issue-1/085.063.0124/Two-New-Species-of-Carbacanthographis-Graphidaceae-lichenised-Ascomycota-from-the/10.5735/085.063.0124.full [Accessed July 29, 2026] 【R3-14121】2026/7/29投稿

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3行まとめ

インドのケララ州とタミル・ナードゥ州の生物圏保護区で採集された2種の地衣を検討し、それぞれCarbacanthographis agasthyamalanaC. kalakadensisとして新種記載した。
両種とも果殻が完全に炭化し、前者は皮層を欠き、プロトセトラル酸を含むこと、後者は皮層を有し、子嚢胞子が石垣状で、地衣成分を欠くことなどで特徴づけられた。
インド産Carbacanthographis属全既知種の検索表を掲載した。
India, Kerala, Kollam District, Agasthyamalai Biosphere Reserve, Shendurney Wildlife Sanctuary, Kalluvarambu, Kambakakadu

(新種)

Carbacanthographis agasthyamalana George N. Mathew & Jagad. Ram
語源…アガスティヤマライ(生物圏保護区)の
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【よく似た種との区別】
Carbacanthographis brasiliensis
地衣体に皮層を欠く
果殻が完全に炭化する
子実層が透明である
子嚢胞子に横隔壁を有する
本種と異なりラビアが全縁ではなく条線状
本種と異なり子嚢胞子が弱アミロイド性ではなくアミロイド
本種と異なり地衣成分を欠く
Carbacanthographis aptrootii
地衣体に皮層を欠く
果殻が完全に炭化する
子実層が透明である
子嚢胞子に横隔壁を有する
本種と異なりラビアが全縁ではなく全縁〜条線状
本種と異なり子嚢胞子が弱アミロイド性ではなくアミロイド
本種と異なり地衣成分としてプロトセトラル酸を欠く
本種と異なり地衣成分としてノルスチクチン酸を含む
Carbacanthographis granulosa
形態的に類似している(混同のおそれがある)
子実層が透明である
子嚢胞子に横隔壁を有する
地衣成分としてプロトセトラル酸を有する
本種と異なり地衣体が疣状〜小粒状
本種と異なり地衣体がUV+黄色
本種より子嚢胞子が短い
本種より子嚢胞子の幅が狭い
Carbacanthographis multiseptatoides
形態的に類似している(混同のおそれがある)
子実層が透明である
子嚢胞子に横隔壁を有する
地衣成分としてプロトセトラル酸を有する
本種と異なり子嚢が8胞子性ではなく1-4胞子性
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
本種と異なり子嚢胞子の細胞数が10-17ではなく31-36
Carbacanthographis nitida
形態的に類似している(混同のおそれがある)
子実層が透明である
子嚢胞子に横隔壁を有する
地衣成分としてプロトセトラル酸を有する
本種より子器のサイズがずっと小さい
本種より子嚢胞子が短い
本種と異なり子嚢胞子の細胞数が10-17ではなく8
Carbacanthographis pseudorustica
側糸頂部が平滑である
本種と異なり地衣体に皮層を欠くのではなく有する
本種より子嚢胞子の幅がずっと広い
本種と異なり地衣成分としてプロトセトラル酸を欠く
本種と異なり地衣成分としてスチクチン酸およびコンスチクチン酸を含む
India, Tamil Nadu, Tirunelveli District, Agasthyamalai Biosphere Reserve, Kalakad-Mundanthurai Tiger Reserve, Kalakad-Muthallaru forest

(新種)

Carbacanthographis kalakadensis George N. Mathew & Jagad. Ram
語源…カラカド産の
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【よく似た種との区別】
Carbacanthographis subalbotecta
果殻が完全に炭化する
子嚢胞子が石垣状
本種と異なり子実層に油滴が散在するのではなく透明である
本種と異なり地衣成分を有する(プロトセトラル酸、リケキサントン)
Carbacanthographis albolirellata
インドに分布する
果殻が完全に炭化する
地衣成分を欠く
本種と異なり子実層に油滴が散在するのではなく透明である
本種より子嚢胞子のサイズがずっと小さい
本種と異なり子嚢胞子が石垣状ではなく類石垣状
本種と異なり子嚢胞子の細胞数が14–19×4–6ではなく7–9×2–3である