2025年1月17日 (仮訳)Ophioceras属およびSchizothecium属のイラン産2新種 Atashi Khalilabad, A. & Fotouhifar, KhB. 2024. Two new species of Ophioceras and Schizothecium for funga of Iran. Mycologia Iranica. Available at: https://mij.areeo.ac.ir/article_132503_52e727dd00ae033ab7b92da63441cfb0.pdf [Accessed January 17, 2025] 【R3-12443】2025/1/17投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Ophioceras leptosporumおよびSchizothecium inaequaleをイラン新産種として報告した。 前者はギーラーン州においてTilia platyphyllosの潰瘍病に関連し、後者はラザヴィー・ホラーサーン州においてイチジクの葉の病斑に関連しており、いずれも新宿主からの記録であった。 2種の同定は形態形質のほか分子系統解析によっても確かめられた。 (イラン新産種) Ophioceras leptosporum (S.H. Iqbal) J. Walker 【よく似た種との区別】 Ophioceras sichuanense 子嚢果の頸部が極めて長い 子嚢のサイズが類似している 子嚢胞子のサイズが類似している 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が3-7ではなく0 Ophioceras tenuisporum 子嚢果の頸部が極めて長い 子嚢のサイズが類似している 子嚢胞子のサイズが類似している 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が3-7ではなく3 (イラン新産種) Schizothecium inaequale (Cain) N. Lundqvist 【よく似た種との区別】 Schizothecium fimbriatum アジアに分布する 子嚢胞子が左右不等である ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子嚢胞子にゼラチン質の付属糸を欠くのではなく有する ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Schizothecium curvisporum 子嚢胞子が左右不等である 子嚢胞子にゼラチン質の付属糸を欠く Schizothecium carpinicola アジアに分布する 子嚢胞子にゼラチン質の付属糸を欠く ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される