(仮訳)中国新産のPerenniporia属2新種
Cui, B-K., Dai, Y-C. & Decock, C. 2006. Two species of Perenniporia (Basidiomycota) new to China. Fungal Science. Available at: https://www.airitilibrary.com/Article/Detail/10132732-200612-21-1%262-23-28-a [Accessed October 27, 2024] 【R3-12197】2024/10/27投稿

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3行まとめ

Perenniporia contrariaP. minutissimaを中国新産種として報告した。
前者は雲南省の熱帯地域、後者は江蘇省と浙江省で発見された。
後者は日本から記載された種であり、タイプ標本や日本産の他の標本と比較して同定した。

(中国新産種)

Perenniporia contraria (Berkeley & M.A. Curtis) Ryvarden
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【よく似た種との区別】
Perenniporia subannosa
本種より孔口のサイズが大きい
本種より担子胞子のサイズが大きい

(中国新産種)

Perenniporia minutissima (Yasuda) T. Hattori & Ryvarden
サワフタギタケ
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【よく似た種との区別】
Perenniporia nanjenshana
東アジアに分布する
担子胞子が大型
本種と異なり子実体が樹脂状~木質
本種と異なり担子胞子が大型
本種と異なり担子胞子が類球形~卵状で非截断状
Perenniporia martia
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なり子実層シスチジアを有する
本種と異なり骨格菌糸が全く分枝しない
本種と異なり骨格菌糸が強デキストリノイド
Perenniporia fraxinophila
本種と異なり子実体が一年生ではなく多年生
本種と異なり子実体上面が帯灰黒色
本種と異なり肉がコルク質
本種より担子胞子が短い
本種と異なり担子胞子が類球形~広楕円形
Perenniporia ochroleuca(ウズラタケ)
本種と異なり子実体が一年生ではなく多年生
本種と異なり子実体上面が淡黄褐色
本種と異なり子実体が蹄形
本種と異なり子実体がコルク質
本種と異なりシスチジオールを有する
本種と異なり実質菌糸がシアノフィリックである
本種と異なり肉の菌糸がシアノフィリックである
Perenniporia ohiensis(ウズラタケモドキ)
本種と異なり子実体上面が褐色~黒色
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり担子胞子が強デキストリノイド