2015年6月25日 (仮訳)Octaviania rubescensのタイプ指定およびAlpova属の系統に関する仮説 Vizzini, A. et al., 2010. Typification of Octaviania rubescens (Paxillineae, Boletales) and phylogenetic hypotheses for genus Alpova. Mycologia. Available at: http://www.mycologia.org/content/102/4/967.short [Accessed June 24, 2015]. 【R3-01951】2015/06/25投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Alpova rubescensのレクトタイプ標本をVittadiniのMonographia Tuberacearumより選定した。 また、近年大量に採集されたイタリア、リグーリア州産の標本を本種のエピタイプ標本とした。 分子系統解析により本種がヒダハタケ亜科クレードにおいて独自の系統を形成することを示すとともに、新組み合わせRhizopogon alexsmithiiを提唱した。 Italy, Liguria, Savona, Cairo Montenotte, Cascinazza (その他掲載種) Alpova rubescens (Vittad.) Trappe 【よく似た種との区別】 Alpova diplophloeus nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(塩基配列の類似度94%) Alpova trappei nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(塩基配列の類似度94%) (新組み合わせ) Rhizopogon alexsmithii (Trappe) Vizzini & Zotti 旧名:Alpova alexsmithii Trappe 【よく似た種との区別】 Rhizopogon luteolus(ショウロモドキ) nrLSUに基づく分子系統解析で近縁(同じヌメリイグチ亜科クレードに含まれる) nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される