2016年3月21日 (仮訳)ブラジルのセラードにおいてオオバヤドリギ科植物に発生したさび菌、Uromyces hawksworthiiの夏胞子堆およびさらなる形態学的・分子生物学的確定 Vilela de Rezende, D. et al., 2015. Uredinia and further morphological and molecular confirmation of the rust fungus Uromyces hawksworthii on Loranthaceae from the Brazilian Cerrado. Österreichische Zeitschrift für Pilzkunde. Available at: http://www.myk.univie.ac.at/Open Access/OEZP24/ozp24_47-58_Rezende_Uromyces_hawksworthii_OA.pdf [Accessed March 20, 2016]. 【R3-02760】2016/03/21投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジルにおいてPhthirusa stelisに発生したさび菌の形態学的検討および分子系統解析を行った。 この菌をUromyces hawksworthiiと同定し、本種がプクシニア科の系統に含まれることを示した。 また、本種が同種寄生性、長世代型の種であり、さび胞子世代がSouza et al. (2015) で既に示された通りにAecidium goyazenseであることを示した。 (その他掲載種) Uromyces hawksworthii Souza ESC, Chaves ZM, Soares WRO, Pinho DB & Dianese 【よく似た種との区別】 Uromyces phtirusae 同じPhthirusa属植物を宿主とする 冬胞子が有柄 本種と異なり夏胞子の発芽孔が不明瞭なのではなく4つの発芽孔を有する 本種と異なり冬胞子が時に直線状に配列する 本種と異なり冬胞子表面が疣状 Uromyces circumscriptus 同じオオバヤドリギ科植物を宿主とする さび胞子のサイズが類似している 本種と異なり長世代型ではなく類生型 本種より冬胞子のサイズが小さい 本種と異なり冬胞子表面が不明瞭な網目状 本種と異なりさび胞子堆に護膜細胞を欠く Uromyces urbanianus 同じオオバヤドリギ科植物を宿主とする 本種と異なり長世代型ではなく類生型 本種より冬胞子のサイズが小さい 本種と異なり冬胞子表面が不明瞭な網目状 Uromyces ornatipes 同じオオバヤドリギ科植物を宿主とする 本種と異なり冬胞子に縦方向の条線を有する Uromyces euphlebius 同じオオバヤドリギ科植物を宿主とする 本種と異なり冬胞子に縦方向の条線を有する Uromyces socius 同じオオバヤドリギ科植物を宿主とする 本種と異なり冬胞子に縦方向の条線を有する Uromyces evastigatus 同じPhthirusa属植物を宿主とする 冬胞子表面が網目状 冬胞子が有柄 本種と異なり冬胞子の先端が厚い Uromyces bahiensis 同じオオバヤドリギ科植物を宿主とする さび胞子のサイズが類似している