2019年10月31日 (仮訳)南仏産の水生菌の新属、Varicosporellopsis Lechat, C. & Fournier, J. 2016. Varicosporellopsis, a new aquatic genus from South of France. Ascomycete.org. Available at: https://ascomycete.org/Journal/Article/art-0177 [Accessed October 31, 2019] 【R3-06727】2019/10/31投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ フランス南西部において淡水中に沈んだ材に発生した菌を検討し、新属新種Varicosporellopsis aquatilisとして記載した。 本種は子嚢果が淡橙色倒洋梨形で子座を形成せず、子嚢胞子に短い畝を有し、acremonium類似の無性世代を有することなどで特徴づけられた。 本種は分子系統解析でネクトリア科クレードに含まれ、Nalanthamala属などに近縁であった。 France, Ariège, Rimont, La Maille, La Maille brook (新種) Varicosporellopsis aquatilis Lechat & J. Fourn. 語源…(属名)Varicosporella属のような(形態の類似から)/(種小名)水生の 【よく似た種との区別】 Varicosporella aquatica 水生菌である 材に発生する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり無性世代がacremonium類似ではなくfusarium類似である ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される