(仮訳)新種Vizella metrosideri
Johnston, PR. 2000. Vizella metrosideri sp. nov. New Zealand Journal of Botany. Available at: https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/0028825X.2000.9512710 [Accessed August 19, 2022] 【R3-09798】2022/8/19投稿

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3行まとめ

ニュージーランドにおいてMetrosideros excelsaに発生した菌を検討し、Vizella metrosideriとして新種記載した。
本種は生葉にコロニーを形成し、テレオモルフとアナモルフの両方が含まれ、細胞の明暗が交互のリボン状菌糸からなる疎らなネットワークを形成することなどで特徴づけられた。
VizellaEntopeltis属の差異について記述した。
New Zealand, Auckland, Rangitoto Island

(新種)

Vizella metrosideri P.R. Johnston
語源…オガサワラフトモモ属の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Vizella banksiae
本種と異なりニュージーランドにおける分布が知られていない
本種より子嚢胞子のサイズがずっと大きい
Vizella grandis
本種と異なりニュージーランドにおける分布が知られていない
本種より子嚢胞子のサイズがずっと大きい
Vizella interrupta
本種と異なりニュージーランドにおける分布が知られていない
本種より子嚢胞子のサイズがずっと大きい
Vizella passiflorae
本種と異なりニュージーランドにおける分布が知られていない
本種より子嚢胞子のサイズがずっと大きい
Vizella psychotriae
本種と異なりニュージーランドにおける分布が知られていない
本種より子嚢胞子のサイズがずっと大きい
Vizella pycnanthi
本種と異なりニュージーランドにおける分布が知られていない
本種より子嚢胞子のサイズがずっと大きい
Vizella xanthorrhoeae
オセアニアに分布する
子嚢胞子のサイズが類似している
本種と異なりニュージーランドではなくオーストラリアなどに分布する
本種と異なり宿主に斑点病を引き起こす
本種と異なり分生子を欠く
Vizella grevilleae
オセアニアに分布する
子嚢胞子のサイズが類似している
本種と異なりニュージーランドではなくオーストラリアなどに分布する
本種と異なり宿主に斑点病を引き起こす
本種より分生子のサイズが大きい
本種と分生子の形状が異なる
Vizella crescentiae
子嚢胞子のサイズが類似している
本種と異なりニュージーランドではなくブラジルなどに分布する
本種より子嚢果のサイズが小さい
本種と菌糸の細胞のサイズが異なる
本種と異なり菌糸の細胞が明暗交互という特徴を欠く
Vizella splendida
子嚢胞子のサイズが類似している
本種と異なりニュージーランドではなくブラジルなどに分布する
本種と異なり宿主の葉上のコロニーが明瞭である
本種と異なり子嚢胞子の基部付近に淡い帯をあらわす
Vizella tunicata
ニュージーランドに分布する
本種と異なりオガサワラフトモモ属ではなくトベラ属およびツルマンリョウ属植物などを宿主とする
本種と異なり宿主に顕著な斑点病を引き起こす
本種と異なり子嚢胞子基部の細胞が小型である
本種と異なり子嚢胞子基部の細胞が無色である