(仮訳)Thelephora cuticularisとは何か?
Kout, J. 2025. What is Thelephora cuticularis (Basidiomycota: Thelephorales)? Kew Bulletin. Available at: https://link.springer.com/content/pdf/10.1007/s12225-025-10317-5.pdf [Accessed August 27, 2025] 【R3-13111】2025/8/27投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

Thelephora cuticularisのタイプ標本の顕微鏡観察を実施した。
その結果、本種の菌糸にはクランプがあり、広く受け入れられてきたクランプを欠くという種認識が誤りであることが分かった。
本種はまた、Corner以降の種概念では子実体が黒色で担子胞子が分葉状でないとされていたが、タイプ標本は褐色で胞子が分葉状であった。

(その他掲載種)

Thelephora cuticularis Berkeley
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Thelephora albidobrunnea
子実体が厚い
担子胞子の形状が同一である
本種と異なり子実体が肉桂色
本種と厚壁の菌糸の形態が異なる