2021年12月4日 (仮訳)葉の組織から分離された子嚢菌酵母の新種、Yamadazyma endophytica Khunnamwong, P. & Limtong, S. 2016. Yamadazyma endophytica f.a. sp. nov., an ascomycetous yeast species isolated from leaf tissue. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. Available at: https://www.microbiologyresearch.org/content/journal/ijsem/10.1099/ijsem.0.001113 [Accessed December 4, 2021] 【R3-09022】2021/12/4投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ タイ、ペッチャブーン県においてトウモロコシの生葉の組織からエンドファイトとして分離されたアナモルフ酵母の一種を検討し、Yamadazyma endophyticaとして新種記載した。 本種は分子系統解析でYamadazymaクレードにおいて独自の系統を形成し、Y. epiphyllaに最も近縁であった。 本種はY. epiphyllaとは炭素源の資化能、ビタミン要求性、最大生長温度、グルコース添加培地での生育可能性などが異なっていた。 Chon Daen district, Phetchabun province, Thailand (新種) Yamadazyma endophytica Khunnamwong & Limtong 語源…エンドファイトの 【よく似た種との区別】 Yamadazyma epiphylla ITS+D1/D2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりメリビオース、ラフィノース、可溶性デンプン、DL-乳酸、クエン酸を資化可能 本種と異なりD-グルコノ-1_5-ラクトンを資化不能 本種と異なりビタミン要求性を有さない 本種と異なり40°Cで生育可能 本種と異なり50%グルコース添加培地で生育可能 ITS+D1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される