2023年6月10日 (英文題名)(なし) 常盤俊之. 2014. 御蔵島産Hypomyces subiculosusについて. Mikurensis. Available at: https://mikura-isle.com/pdf/mikurensis2014/3-10.pdf [Accessed June 10, 2023] 【R3J-00002】2023/6/10投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめJ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 御蔵島においてカワラタケに寄生したHypomyces subiculosusの発生を確認し、伊豆・小笠原諸島における新産種として報告した。 テレオモルフとアナモルフの形態形質の観察を行い、分離菌株を寄託した。 本種の御蔵島における発生因子について3通りの仮説を提唱した。 (伊豆諸島新産種) Hypomyces subiculosus (Berk. & M.A. Curtis) Höhn. タコウキンヤドリタケ 【よく似た種との区別】 Hypomyces aurantius(カワラタケキセイキン) 日本に分布する 子実体形成菌糸層が橙色 子実体形成菌糸層がKOH陽性 子嚢胞子が紡錘形 Cladobotryum属アナモルフを有する 分生子の隔壁数が(0-)1 本種と異なり有性世代が周年ではなく4-5月または10月下旬に限って発生する 本種より子嚢胞子が僅かに長い 本種と異なり分生子形成様式が逆行発生型ではなく出芽型 本種より分生子が短い 本種と異なり分生子が長楕円形、棍棒形ではなく倒卵状、楕円形