2014年7月4日 (仮訳)ガラパゴス諸島およびマレーシアにおいて短命な花および昆虫から分離されたアナモルフ酵母の新種Kodamaea transpacifica:太平洋をまたいだ古代の人類の接触を示すさらなる証拠 Freitas, LFD. et al., 2013. Kodamaea transpacifica f.a., sp. nov., a yeast species isolated from ephemeral flowers and insects in the Galápagos Islands and Malaysia: further evidence for ancient human transpacific contacts. … International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. …. Available at: http://ijs.sgmjournals.org/content/63/Pt_11/4324.short [Accessed July 3, 2014]. 【R3-00869】2014/07/04投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ガラパゴス諸島とマレーシアで花および昆虫から酵母24菌株を採集し、Kodamaea transpacificaとして新種記載した。 本種は同じくマレーシアに分布し、花やケシキスイ科昆虫から分離されるCandida restingaeに最も近縁であった。 本種のように稀で特殊化した生物が分布を広げた背景には、コロンブス以前の人間による新世界から旧世界への植物の持ち込みなどが考えられるとした。 Trail of the volcano Sierra Niegra, Isabela Island, Galápagos Islands, Ecuador (新種) Kodamaea transpacifica Freitas, Carvajal, Barahona, Lachance & Rosa 語源…環太平洋の 【よく似た種との区別】 Candida restingae 同所的に分布する(マレーシア) 花から分離される ケシキスイ科昆虫から分離される 生長試験で区別できない D1/D2およびITS+D1/D2に基づく分子系統解析で近縁 D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される(7塩基の置換) ITS領域の塩基配列が異なる(5塩基の置換)