(仮訳)インド・熱帯地域産のアセタケ科の新種Auritella foveata
Matheny, P. et al., 2012. Auritella foveata, a new species of Inocybaceae (Agaricales) from tropical India. Kew Bulletin. Available at: http://link.springer.com/article/10.1007/s12225-012-9329-9 [Accessed December 15, 2013].
【R3-00146】2013/12/16投稿

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3行まとめ

インドの熱帯地域の常緑樹林で採集された菌を、Auritella foveataとして新種記載した。
また、Auritella属8種を含む検索表を掲載した。
従来アフリカ・オーストラリアで知られていた本属菌がインドでも発見されたことから、本属菌がゴンドワナ要素の生物であるという仮説が立てられた。
India, Kerala State, Thiruvananthapuram

(新種)

Auritella foveata C. K. Pradeep & Matheny
語源…孔のある
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Auritella aureoplumosa
子実体がセコティオイドでない
担子胞子が類球形
縁シスチジアが鎖生する
本種と異なりアフリカ大陸に分布する
本種と異なりフタバガキ科樹木と関係を持たない
本種と異なり傘表面に特徴的な孔が見られない
傘表面に鱗片を持つ
Auritella erythroxa
子実体がセコティオイドでない
本種と異なりアフリカ大陸に分布する
本種と異なり傘表面に特徴的な孔が見られない
傘表面に鱗片を持つ
本種と異なり柄が平滑
本種と異なり担子胞子が楕円形