2013年12月6日 （仮訳）形態およびITS配列データに基づくイヌマキのエンドファイトの新種、Pestalotiopsis yunnanensisの記載 Wei, J. et al., Pestalotiopsis yunnanensis sp. nov., an endophyte from Podocarpus macrophyllus (Podocarpaceae) based on morphology and ITS sequence data. Mycological Progress. Available at: http://link.springer.com/article/10.1007/s11557-012-0863-5 [Accessed December 6, 2013]. 【R3-00088】2013/12/06投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 中国雲南省昆明でイヌマキの枝からエンドファイトとして分離された菌をPestalotiopsis yunnanensisとして新種記載した。 本種は近縁な同属菌と異なり、分生子果が分生子殻状になり、分生子やその付属糸の形態でも区別された。 マキ属に発生する26種のPestalotiopsis属菌の検索表を掲載した。 中華人民共和国雲南省昆明市盤龍区中国科学院昆明植物研究所 （新種） Pestalotiopsis yunnanensis J.G. Wei, T. Xu & L.D. Guo 語源…雲南省産の 【よく似た種との区別】 Pestalotiopsis thujae ITS領域に基づく分子系統解析で最も近縁 本種と異なり病原菌として知られている 本種と異なり分生子果が分生子殻状ではなく分生子層状になる 本種よりも分生子の縦横比が小さい 本種と異なり分生子頂部の付属糸が7本になることがない 本種よりも分生子頂部および基部の付属糸が短い ITS領域に基づく分子系統解析ではっきりと区別される Pestalotiopsis funereoides 本種と異なり病原菌として知られている 本種と異なり分生子果が分生子殻状ではなく分生子層状になる 本種よりも分生子の縦横比が小さい 本種と異なり分生子頂部の付属糸が7本になることがない 本種よりも分生子頂部および基部の付属糸が短い ITS領域に基づく分子系統解析ではっきりと区別される Pestalotiopsis funerea 本種と異なり病原菌として知られている 本種と異なり分生子果が分生子殻状ではなく分生子層状になる 本種よりも分生子の縦横比が小さい 本種と異なり分生子頂部の付属糸が7本になることがない 本種よりも分生子頂部および基部の付属糸が短い ITS領域に基づく分子系統解析ではっきりと区別される