(仮訳)アフリカで発見された「Myrtle rust」の病原菌、Puccinia psidii
Roux, J., Greyling, I. & Coutinho, T., 2013. The Myrtle rust pathogen, Puccinia psidii, discovered in Africa. IMA fungus…. Available at: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3719202/ [Accessed December 2, 2013].
【R3-00066】2013/12/02投稿

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3行まとめ

2013年に南アフリカでギンバイカに「Myrtle rust」を起こす菌としてPuccinia psidiiが検出された。
本種はさび菌でありながら宿主特異性が比較的弱く、ユーカリやグアバなど様々なフトモモ科樹木の病原菌として世界的に問題となっている。
本種はブラジルを原産地とし、中米、カリブ海地域、米国、ハワイ、オーストラリア、アジアなどに近年急速に広まっているが、アフリカからの報告は本研究が初となった。

(アフリカ新産種・南アフリカ新産種)

Puccinia psidii G. Winter
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【よく似た種との区別】
Uredo rangelii
同じフトモモ科樹木に対する病原菌である
さび病を起こす
本種より夏胞子が大きい
本種と夏胞子表面の装飾が異なる