2020年7月23日 (仮訳)ブラジル産のAuriporia属1新種 Coelho, G., 2005. A Brazilian new species of Auriporia. Mycologia. Available at: https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/15572536.2006.11832860 [Accessed July 23, 2020] 【R3-07525】2020/7/23投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル、リオグランデ・ド・スル州において被子植物の腐朽材に生じた褐色腐朽菌の一種を検討し、Auriporia brasilicaとして新種記載した。 本種は孔口が大型、担子胞子が小型で、2菌糸型であることなどで特徴づけられた。 本属菌はこれまで北半球温帯のみから知られており、熱帯からの報告は初となった。 Brazil, Rio Grande do Sul State, Santa Maria, District of Camobi, Morro do Elefante, Cidade dos Meninos (新種) Auriporia brasilica G. Coelho 語源…ブラジルの 【よく似た種との区別】 Auriporia aurea 生殖菌糸の幅の範囲が重なる 本種と異なりブラジルではなく北米および中国などに分布する 本種と異なり子実体が背着生~半背着生ではなく背着生 本種と異なり子実体が帯白黄色ではなく黄色 本種より孔口のサイズが小さい 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が類円筒形ではなく楕円形~長楕円形 本種よりシスチジアの幅が広い 本種と異なりシスチジアが薄壁ではなく厚壁 本種と異なり菌糸構成が2菌糸型ではなく1菌糸型または2菌糸型 Auriporia aurulenta 生殖菌糸の幅の範囲が重なる 本種と異なりブラジルではなくヨーロッパおよびアジアなどに分布する 本種と異なり子実体が背着生~半背着生ではなく背着生 本種と異なり子実体が帯白黄色ではなく黄色~橙色 本種より孔口のサイズが小さい 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が類円筒形ではなく楕円形~類円筒形 本種よりシスチジアが短い 本種よりシスチジアの幅が広い 本種と異なりシスチジアが薄壁ではなく厚壁 本種と異なり菌糸構成が2菌糸型ではなく1菌糸型 Auriporia pileata 生殖菌糸の幅の範囲が重なる 本種と異なりブラジルではなくアジアなどに分布する 本種と異なり子実体が背着生~半背着生ではなく背着生 本種と異なり子実体が帯白黄色ではなく白色 本種より孔口のサイズが小さい 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が類円筒形ではなく円筒形または屈曲状~ソーセージ状 本種と異なりシスチジアがアセタケ型 本種よりシスチジアが短い 本種よりシスチジアの幅が広い 本種と異なりシスチジアが薄壁ではなく厚壁 本種と異なり菌糸構成が2菌糸型ではなく1菌糸型