2018年7月24日 (仮訳)ワシントン山の高山帯における簡易地衣調査 – 北米新産種Claurouxia chalybeioides、Porina norrlinii、およびStereocaulon leucophaeopsisの報告 Fryday, AM. 2010. A brief lichen foray in the Mount Washington alpine zone – including Claurouxia chalybeioides, Porina norrlinii and Stereocaulon leucophaeopsis new to North America. Opuscula Philolichenum. Available at: http://www.herbarium.msu.edu/Reprints/Mt-Washington.pdf [Accessed July 24, 2018]. 【R3-05335】2018/7/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 米国ニューハンプシャー州、ワシントン山の高山帯において地衣類の予備的調査を実施した。 Claurouxia chalybeioides、Porina norrlinii、およびStereocaulon leucophaeopsisの3種を北米新産種として報告した。 また、Frutidella caesioatraを米国新産種として報告した。 (その他掲載種) Carbonea vorticosa (Flörke) Hertel (その他掲載種) Cladonia luteoalba A. Wilson & Wheldon (北米、米国新産種) Claurouxia chalybeioides (Nyl.) D. Hawksw. (米国新産種) Frutidella caesioatra (Schaer.) Kalb (ニューハンプシャー州新産種) Helocarpon crassipes Th. Fr. (その他掲載種) Lecanora chlorophaeodes Brenner (ニューハンプシャー州新産種) Lecidea commaculans Nyl. (その他掲載種) Micarea marginata Coppins & Muhr (ニューハンプシャー州新産種) Opegrapha gyrocarpa Flot. ヒカゲキゴウゴケ (北米、米国新産種) Porina norrlinii Vain. 【よく似た種との区別】 Porina mammillosa 高山帯に分布する コケ上に生じる 本種と異なり地衣体が厚いのではなく薄い 本種と異なり地衣体が褐色ではなく灰色 本種と異なり地衣体表面が小粒状ではなく平滑 (ニューハンプシャー州新産種) Protothelenella corrosa (Körb.) H. Mayrhofer & Poelt (ニューハンプシャー州新産種) Rhizocarpon anaperum (Vain.) Vain. (ニューハンプシャー州新産種) Rhizocarpon intersitum Arnold 【よく似た種との区別】 Rhizocarpon grande 子嚢胞子が有色 子嚢胞子が石垣状 本種と異なり髄層がI+帯灰紫色 本種と異なり地衣成分としてスチクチン酸を含むかまたは地衣成分を含まないのではなくジロホール酸を含む Rhizocarpon eupetraeum 子嚢胞子が有色 子嚢胞子が石垣状 本種と異なり髄層がI+帯灰紫色 本種と異なり地衣成分としてスチクチン酸を含むかまたは地衣成分を含まないのではなくノルスチクチン酸を含む (北米、米国新産種) Stereocaulon leucophaeopsis (Nyl.) P. James & Purvis 【よく似た種との区別】 Stereocaulon tornense K+黄色である 地衣成分としてアトラノリンを含む 本種と異なりPd陰性ではなくPd+橙色 本種と異なりUV+白色ではなくUV陰性 本種と異なり地衣成分としてスチクチン酸を含む 本種と異なり地衣成分としてロバール酸を含まない (ニューハンプシャー州新産種) Toninia squalescens (Nyl.) Th. Fr. ※この他にLecidea属の一種を掲載した。