(仮訳)ブラジル、セラードにおいてPsidium laruotteanumの葉に発生したDothidasteroma属新種
Inácio, CA. et al., 2011. A new Dothidasteroma species on leaves of Psidium laruotteanum from the Brazilian Cerrado. Mycotaxon. …. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2011/00000116/00000001/art00006 [Accessed November 3, 2014].
【R3-01250】2014/11/04投稿

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3行まとめ

ブラジルのセラードでPsidium laruotteanumの葉上から採集された菌を検討し、Dothidasteroma psidiiとして新種記載した。
本種はDothidasteroma属菌として初の南米産の種となり、またバンジロウ属植物を宿主とする初の種となった。
本種は同属他種とは子嚢果や子嚢胞子の形態などで区別された。
Brazil. Distrito Federal, Brasília, Parque Nacional

(新種)

Dothidasteroma psidii Inácio, Pereira-Carvalho, E.S.C. Souza & Dianese
語源…バンジロウ属の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Dothidasteroma casuarinae
子嚢胞子が平滑
本種と異なりバンジロウ属ではなくモクマオウ属植物を宿主とする
本種と異なり子嚢果が”separated hyphal strands”ではなく”hyphal bundles”により宿主と繋がる
本種より子嚢が短い
本種と異なり子嚢が楕円形~倒棍棒形ではなく卵形
 本種より子嚢胞子の幅が広い
本種より子嚢胞子の上部の細胞のサイズが大きい
本種より子嚢胞子の下部の細胞の幅が広い
本種と異なり子嚢胞子が褐色ではなく淡褐色