2022年11月16日 （仮訳）キューバにおいてダイオウヤシ上から採集された螺旋胞子を有する不完全糸状菌の1新種 Gutiérrez, AH. & Portales, JM. 1996. A new helicosporous hyphomycete collected on Roystonea regia in Cuba. Mycological Research. Available at: https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0953756296800827 [Accessed November 16, 2022] 【R3-10063】2022/11/16投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ キューバ、カマグエイ州においてダイオウヤシの枯れた葉柄に生じたアナモルフ菌の一種を検討し、新属新種Rogergoosiella roystoneicolaとして記載した。 本種は分生子形成細胞が貫生伸長し、分生子が単生し、樽形、卵状～楕円形であることなどで特徴づけられた。 本種と同じく螺旋状で樽形の分生子を形成する不完全糸状菌類の形質比較表を作成した。 El Polvorin, Sierra de Cubitas, Camagiiey, Cuba （新種） Rogergoosiella roystoneicola A. Hern. Gut. & J. Mena 語源…（属名）Roger D. Goos博士に献名/（種小名）ダイオウヤシ属の 【よく似た種との区別】 Helicoon spp. 本種と異なり分生子形成細胞が貫生伸長するのではなくほとんどの場合有限生長である 本種と異なり分生子形成細胞が瓶形でない Helicorhoidion conicum 分生子の形状が類似している 本種と異なり分生子形成細胞が節間生 本種と異なり分生子形成細胞が貫生伸長ではなくシンポジオ状に伸長する 本種と異なり分生子形成細胞が瓶形ではなく円筒形 本種より分生子のサイズが大きい 本種と分生子の濃淡が異なる 本種と分生子の形状が円錐形に近いかどうかが異なる