(仮訳)オーストラリア、クイーンズランド州北部に産したCratiria属地衣生菌の1新種
Elix, JA. 2022. A new lichenicolous species of Cratiria (Caliciaceae, Ascomycota) from north Queensland, Australia. Australasian Lichenology. Available at: https://www.anbg.gov.au/abrs/lichenlist/Australasian_Lichenology.html [Accessed February 1, 2023] 【R3-10295】2023/2/1投稿

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3行まとめ

オーストラリア、クイーンズランド州においてチャシブゴケ属地衣に生じた地衣類の一種を検討し、Cratiria cinnamomeaとして新種記載した。
本種は子嚢胞子がCratiria型で1隔壁を有し、粉子が桿形であることなどで特徴づけられた。
地衣成分としてはノルスチクチン酸、コンノルスチクチン酸、”cinnamomeic acid C”、アトラノリン、未知成分を含むことなどで特徴づけられた。
Australia, Queensland, Zillie Falls, 12 km by road NE of Millaa Millaa

(新種)

Cratiria cinnamomea Elix
語源…”cinnamomeic acid C”の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Cratiria chloraceus
子嚢胞子がCratiria
子嚢胞子のサイズが類似している
果殻がK+赤色~紫色
本種と異なり地衣生ではなく樹皮生である
本種と異なり地衣成分としてアルトテリンおよびツリンギオンを含む