(仮訳)中国広西チワン族自治区に産したカイガラムシ病原菌の新種、Aschersonia fusispora
Qiu, J-Z., Sun, C-Y. & Guan, X. 2010. A new pathogen of scale insects, Aschersonia fusispora sp. nov. (Clavicipitaceae) from Guangxi Province, China. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2010/00000113/00000001/art00005 [Accessed May 18, 2019] 【R3-06229】2019/5/18投稿

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3行まとめ

中国広西チワン族自治区の常緑広葉樹林においてカタカイガラムシ科昆虫の幼生に発生した病原菌の一種を検討し、Aschersonia fusisporaとして新種記載した。
本種は子座が淡橙色で、僅かに凸形の薄いクッション状であり、分生子が幅狭く短紡錘状であることなどで特徴づけられた。
本種は分生子のサイズが類似する同属他種とは子座の色や分生子の形状などが異なっていた。
中国広西チワン族自治区桂林市臨桂区花坪自然保護区

(新種)

Aschersonia fusispora Jun Z. Qiu, C.Y. Sun & Xiong Guan
語源…紡錘形の胞子の
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【よく似た種との区別】
Aschersonia microspora
分生子のサイズが類似している
本種と異なり子座が淡橙色ではなく淡褐色
本種と異なり分生子殻を形成しない
本種より分生子の幅が広い
本種と異なり分生子が短紡錘状ではなく球形または狭卵形
Aschersonia minutispora
分生子のサイズが類似している
本種より子座のサイズが大きい
本種と異なり子座が淡橙色ではなくクリーム色
本種より分生子殻のサイズが大きい
本種より分生子のサイズが大きい
本種より側糸のサイズが大きい