(仮訳)インド産Dibaeis属地衣の1新産種および改訂版検索表
Yadav, S. 2020. A new record and an updated key of lichen genus Dibaeis (Icmadophilaceae, Ascomycota) from India. Tropical Plant Research. Available at: https://www.tropicalplantresearch.com/archives/?year=2020&vol=7&issue=3&ArticleId=451 [Accessed April 5, 2021] 【R3-08294】2021/4/5投稿

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3行まとめ

インド、ミゾラム州からDibaeis absolutaをインド新産種として報告した。
本種は岩上および地上に発生しており、地衣成分としてベオミセス酸、スクアマト酸、バルバチン酸を含んでいた。
本報告で3種となったインド産本属地衣の検索表を掲載した。

(その他掲載種)

Dibaeis absoluta (Tuck.) Kalb & Gierl
ヒメセンニンゴケ
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Dibaeis baeomyces(センニンゴケ)
インドに分布する
初生菌糸体に粉芽を欠く
本種と異なり地衣体が緑色~暗緑色ではなく灰色
本種より子柄の丈が高い
本種より子器の直径が大きい
Dibaeis pulogensis
インドに分布する
本種と異なり地衣体が緑色~暗緑色ではなく灰色
本種より子柄の丈が高い
本種より子器の直径が大きい
本種と異なり初生菌糸体に粉芽を有する
Dibaeis sorediata(コナセンニンゴケ)
子柄の丈の高さが類似している
本種と異なりインドにおける分布が知られていない
本種と異なり粉芽を有する
Dibaeis inundata
形態的に類似している(同種とされたことがある)
子器がいくぶん扁平で無柄
粉芽を欠く
本種と異なりインドにおける分布が知られていない
本種と異なり非常に湿った、少なくとも間欠的に水没する環境に生息する
本種より地衣体が顕著に厚い
本種と異なり地衣体が緑色~暗緑色ではなく白亜色