(仮訳)インド新産の西ガーツ山脈南部産Haematomma属地衣
Rajaprabu, N. & Ponmurugan, P. 2022. A new record of bloodstain lichen (Haematomma) from Southern Western Ghats to the Indian biota. Feddes Repertorium. Available at: https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/fedr.202100023 [Accessed July 9, 2022] 【R3-09675】2022/7/9投稿

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3行まとめ

インド、タミル・ナードゥ州で採集されたHaematomma collatumをインド新産種として報告した。
本種は熱帯常緑湿潤林においてAlstonia scholarisの樹皮上に発生していた。
Haematomma属の検索表を掲載した。

(インド新産種)

Haematomma collatum (Stirton) C.W. Dodge
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Haematomma lepraroides
インドに分布する
子器が密生する
子器のサイズが類似している
粉芽塊が葉縁に位置する
粉芽塊が痂状である
本種と異なり粉芽を有する
本種より子嚢胞子が長い
本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が7-13ではなく10-12
Haematomma watti
インドに分布する
形態的に類似している(混同のおそれがある)
子器のサイズが類似している
子器盤が緋色
子嚢胞子が紡錘形~蠕虫形で両端が細まる
本種と異なり粉芽を有する
本種より子嚢胞子の幅が広い
本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が7-13ではなく14-28