(仮訳)韓国において海洋環境から見出されたPenicillium antarcticumの新記録
Park, M-S. et al., 2014. A New Record of Penicillium antarcticum from Marine Environments in Korea. Mycobiology. Available at: http://synapse.koreamed.org/DOIx.php?id=10.5941/MYCO.2014.42.2.109 [Accessed November 4, 2014].
【R3-01252】2014/11/05投稿

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3行まとめ

済州島周辺海域で海生菌の調査を行い、海水試料および海洋性海綿から複数株のアオカビ属菌を分離した。
形態学的検討および分子系統解析を行い、4菌株をPenicillium antarcticumと同定した(韓国において海洋環境からの初報告)。
これらの菌株の細胞外酵素活性を調査し、アルギナーゼやエンドグルカナーゼ活性は認めなかったものの、強いβ-グルコシダーゼ活性を認めた。

(その他掲載種)

Penicillium antarcticum A.D. Hocking & C.F. McRae
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Penicillium atrovenetum
rpb2に基づく分子系統解析で近縁
rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Penicillium novae-zeelandiae
ITS領域の塩基配列が99.8%一致する
rpb2に基づく分子系統解析で近縁
rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Penicillium coralligerum
ITS領域の塩基配列が100%一致する
rpb2に基づく分子系統解析で近縁
rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Penicillium canescens
ITS領域の塩基配列が99.3%一致する
rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される