(仮訳)韓国におけるMycobilimbia属地衣の新記録
Joshi, S. & Hur, J-S., 2012. A new record of the genus Mycobilimbia (Ramalinaceae) from South Korea. Mycobiology. Available at: http://synapse.koreamed.org/search.php?where=aview&id=10.5941/MYCO.2012.40.2.91&code=0184MB&vmode=FULL [Accessed May 20, 2015].
【R3-01842】2015/05/20投稿

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3行まとめ

江原道、雉岳山国立公園で採集された標本を基に、Mycobilimbia philippinaを韓国新産種として報告した。
本種は汎世界的に分布し、アジアにおいてはインドやネパールから報告されていた。
本種は地衣体が痂状で球形の子器を有し、果殻および子実下層がK陰性であることなどで特徴づけられ、地衣成分は検出されなかった。

(韓国新産種)

Mycobilimbia philippina (Vain.) D.D. Awasthi
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Mycobilimbia hunana
インド、ネパールに分布する
子器盤が暗褐色~黒色
子実下層が帯赤褐色
子嚢胞子の隔壁数が3
本種と異なり岩上ではなく地上に発生する
本種と異なり子器が密に生じる
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
Biatora tetramera
子実下層が帯赤褐色
子嚢胞子が紡錘形
子嚢胞子の隔壁数が3
本種と異なり岩上ではなくコケ上または地上に発生する
本種より子器が強く着色する
本種と異なり果殻がK陰性ではなくK+帯紫色
本種と異なり子実層がK陰性ではなくK+帯紫色
本種より子嚢胞子のサイズが小さい