2017年1月11日 (仮訳)オーストラリア産アナイボゴケ科地衣の1新種および新組み合わせ McCarthy, PM., 2008. A new species and new combination of Australian Verrucariaceae. Australasian Lichenology. Available at: https://www.anbg.gov.au/abrs/lichenlist/AL63REPRINT2.pdf [Accessed September 24, 2014]. 【R3-03650】2017/01/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ オーストラリア、クイーンズランド州北東部において潮間帯で採集された岩上生地衣の一種を検討し、Verrucaria corallensisとして新種記載した。 本種は地衣体が緑色~帯黒色で非常に薄く、被子器が微小で、子嚢胞子が特異な細長い形状をしていることなどで特徴づけられた。 また、新組み合わせBagliettoa operculataを提唱した。 Australia, Queensland, 13 km NE of Mossman, Rocky Point (新種) Verrucaria corallensis P.M. McCarthy 語源…珊瑚(海)産の 【よく似た種との区別】 Verrucaria striatula オーストラリアに分布する 潮間帯に生息する 地衣体に畝を生じる 本種と異なり汎温帯的に分布する 本種と異なり地衣体が連続的または非常に疎らな亀裂状ではなく連続的~亀裂状 本種より子嚢胞子が短い 本種より子嚢胞子の幅が広い 本種と異なり子嚢胞子が狭楕円形、狭紡錘形、またはより細長いのではなく類球形~楕円形 Verrucaria subdiscreta オーストラリアに分布する 潮間帯に生息する 子嚢胞子が細長い形状のことがある 本種と異なり地衣体が通常小区画状 本種より被子器のサイズが小さい 本種より子嚢胞子のサイズが顕著に小さい Verrucaria halizoa オーストラリアに分布する 潮間帯に生息する 本種と異なり地衣体に点および畝を欠く 本種より子嚢胞子が短い 本種より子嚢胞子の幅が広い Verrucaria amphibia 地衣体に炭質の畝を有する 本種と異なりオーストラリアではなくヨーロッパなどに分布する 本種より被子器の直径が大きい 本種より子嚢胞子の幅が広い (新組み合わせ) Bagliettoa operculata (P.M. McCarthy) P.M. McCarthy 旧名:Verrucaria operculata P. M. McCarthy