(仮訳)Repetophragma属における1新種および本属に置かれた分類群
Castañeda-Ruiz, RF. et al., 2011. A new species and re-disposed taxa in Repetophragma. Mycosphere. Available at: http://www.mycosphere.org/pdf/MC2_3_No10.pdf [Accessed February 15, 2018].
【R3-04856】2018/2/16投稿

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3行まとめ

メキシコおよびベネズエラで採集された菌を検討し、Repetophragma paracambrenseとして新種記載した。
Sporidesmium属およびEndophragmiella属の12種をRepetophragma属に移した。
本属の形質比較表および検索表を掲載した。
Mexico, Veracruz, ‘Aguita Fria’

(新種)

Repetophragma paracambrense R.F. Castañeda, Heredia & McKenzie
語源…Repetophragma cambrense類似の
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【よく似た種との区別】
Repetophragma cambrense
分生子が褐色で末端細胞がより淡色
本種より分生子が長い
本種と異なり分生子が類倒棍棒形~やや瓶形で頂部付近で狭窄するのではなく類紡錘形
本種と異なり分生子表面が末端細胞が平滑、それ以外の細胞が小疣状なのではなく平滑
本種と異なり分生子の隔壁数が8-10ではなく7-10
Repetophragma ontariense
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が末端細胞でほぼ無色、それ以外の細胞で褐色なのではなく淡褐色~褐色
本種と異なり分生子表面が末端細胞が平滑、それ以外の細胞が小疣状なのではなく平滑
本種と異なり分生子の隔壁数が8-10ではなく8-11

(新組み合わせ)

Repetophragma apiceinflatum (Matsush.) R.F. Castañeda, McKenzie & K. D. Hyde
旧名:Sporidesmium apiceinflatum Matsush.
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【よく似た種との区別】
Repetophragma omahutaense
分生子表面が平滑
本種より分生子の最大長が短い
本種より分生子の幅が広い
本種と異なり分生子が淡褐色で基部細胞が無色なのではなく淡い帯オリーブ色
本種と異なり分生子の隔壁数が4-12ではなく4-5
Repetophragma goidanichii
分生子表面が平滑
本種より分生子の最大長が短い
本種より分生子の幅が広い
本種と異なり分生子が淡褐色で基部細胞が無色なのではなく褐色
本種と異なり分生子の隔壁数が4-12ではなく7-9
Repetophragma fragmentisporum
分生子のサイズの範囲が重なる
分生子表面が平滑
本種と異なり分生子が淡褐色で基部細胞が無色なのではなく淡い帯オリーブ色
本種と異なり分生子の隔壁数が4-12ではなく6-20
分生子表面が平滑
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が淡褐色で基部細胞が無色なのではなく褐色
本種と異なり分生子の隔壁数が4-12ではなく12-27

(新組み合わせ)

Repetophragma ellisii (Piroz.) R.F. Castañeda, McKenzie & K.D. Hyde
旧名:Sporidesmium ellisii Piroz.
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【よく似た種との区別】
Repetophragma perproliferatum
分生子表面が平滑
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子が黄褐色で中央2細胞が暗色の藁色、頂部細胞が無色、基部細胞がほぼ無色なのではなく2番目の細胞が褐色でその他の細胞が淡色
本種と異なり分生子が倒棍棒形、針状ではなく倒棍棒形
本種と異なり分生子の隔壁数が4-5ではなく2-3
Repetophragma aburiense
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子が黄褐色で中央2細胞が暗色の藁色、頂部細胞が無色、基部細胞がほぼ無色なのではなく褐色で頂部にかけて淡色
本種と異なり分生子が倒棍棒形、針状ではなく倒棍棒形
本種と異なり分生子表面が平滑ではなく平滑または疣状
本種と異なり分生子の隔壁数が4-5ではなく2-4
Repetophragma wroblewskii
本種より分生子が短い
本種より分生子の幅が広い
本種と異なり分生子が黄褐色で中央2細胞が暗色の藁色、頂部細胞が無色、基部細胞がほぼ無色なのではなく淡黄金褐色~黄金褐色
本種と異なり分生子が倒棍棒形、針状ではなく倒棍棒形または類紡錘形
本種と異なり分生子表面が平滑ではなく平滑または疣状
本種と異なり分生子の隔壁数が4-5ではなく3-4
Repetophragma fasciatum
分生子表面が平滑
本種より分生子が短い
本種より分生子の幅が広い
本種と異なり分生子が黄褐色で中央2細胞が暗色の藁色、頂部細胞が無色、基部細胞がほぼ無色なのではなく褐色で中央細胞が暗褐色
本種と異なり分生子が倒棍棒形、針状ではなく楕円形~卵状
本種と異なり分生子の隔壁数が4-5ではなく5

(新組み合わせ)

Repetophragma filisporum (Matsush.) R.F. Castañeda, McKenzie & K.D. Hyde
旧名:Sporidesmium filisporum Matsush.
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(新組み合わせ)

Repetophragma fragmentisporum (Matsush.) R.F. Castañeda, McKenzie & K.D. Hyde
旧名:Sporidesmium fragmentisporum Matsush.
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【よく似た種との区別】
Repetophragma apiceinflatum
分生子のサイズの範囲が重なる
分生子表面が平滑
本種と異なり分生子が淡い帯オリーブ色ではなく淡褐色で基部細胞が無色
本種と異なり分生子の隔壁数が6-20ではなく4-12
Repetophragma goidanichii
分生子表面が平滑
本種より分生子が短い
本種より分生子の幅が広い
本種と異なり分生子が淡い帯オリーブ色ではなく褐色
本種と異なり分生子の隔壁数が6-20ではなく7-9
Repetophragma omahutaense
分生子が淡い帯オリーブ色
分生子表面が平滑
本種より分生子の最大長が短い
本種より分生子の幅が広い
本種と異なり分生子の隔壁数が6-20ではなく4-5
Repetophragma calongei
分生子表面が平滑
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が淡い帯オリーブ色ではなく褐色
本種と異なり分生子の隔壁数が6-20ではなく12-27

(新組み合わせ)

Repetophragma laxisporum (R.F. Castañeda) R.F. Castañeda
旧名:Sporidesmium laxisporum R.F. Castañeda
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【よく似た種との区別】
Repetophragma filiferum
分生子のサイズの範囲が重なる
分生子表面が平滑
本種と異なり分生子が褐色で末端細胞がほぼ無色なのではなく淡褐色~褐色
本種と異なり分生子が倒棍棒形ではなく広紡錘形~舟形
本種と異なり分生子の隔壁数が6-7ではなく6-8
Repetophragma sinense
分生子のサイズの範囲が重なる
分生子表面が平滑
本種と異なり分生子が褐色で末端細胞がほぼ無色なのではなく淡褐色~褐色
本種と異なり分生子が紡錘形~倒棍棒形ではなく倒棍棒形で僅かに屈曲する
本種と異なり分生子の隔壁数が6-7ではなく6-9
Repetophragma longiphorum
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が褐色で末端細胞がほぼ無色なのではなく中央細胞で褐色、末端細胞で淡褐色
本種と異なり分生子が紡錘形~倒棍棒形ではなく倒棍棒形
本種と異なり分生子表面が平滑ではなく中央細胞で横方向の条線状、末端細胞で平滑
本種と異なり分生子の隔壁数が6-7ではなく3-6

(新組み合わせ)

Repetophragma longiphorum (R.F. Castañeda & W.B. Kendr.) R.F. Castañeda
旧名:Sporidesmium longiphorum R.F. Castañeda & W.B. Kendr.
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【よく似た種との区別】
Repetophragma filiferum
本種より分生子が短い
本種と異なり分生子が中央細胞で褐色、末端細胞で淡褐色なのではなく淡褐色~褐色
本種と異なり分生子が倒棍棒形ではなく広紡錘形~舟形
本種と異なり分生子表面が中央細胞で横方向の条線状、末端細胞で平滑なのではなく平滑
本種と異なり分生子の隔壁数が3-6ではなく6-8
Repetophragma sinense
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子が中央細胞で褐色、末端細胞で淡褐色なのではなく淡褐色~褐色
本種と異なり分生子が倒棍棒形ではなく倒棍棒形で僅かに屈曲する
本種と異なり分生子表面が中央細胞で横方向の条線状、末端細胞で平滑なのではなく平滑
本種と異なり分生子の隔壁数が3-6ではなく6-9
Repetophragma laxisporum
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子が中央細胞で褐色、末端細胞で淡褐色なのではなく褐色で末端細胞がほぼ無色
本種と異なり分生子が倒棍棒形ではなく紡錘形~倒棍棒形
本種と異なり分生子表面が中央細胞で横方向の条線状、末端細胞で平滑なのではなく平滑
本種と異なり分生子の隔壁数が3-6ではなく6-7

(新組み合わせ)

Repetophragma moniliforme (Matsush.) R.F. Castañeda, McKenzie & K.D. Hyde
旧名:Sporidesmium moniliforme Matsush.
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【よく似た種との区別】
Repetophragma dennisii
本種より分生子が短い
本種と異なり分生子が基部および中央が褐色、頂部にかけて淡褐色なのではなく褐色で頂部細胞が淡褐色
本種と異なり分生子が数珠状ではなく卵形~楕円形
本種と異なり分生子の隔壁数が8-22ではなく(2-)3-4
Repetophragma quadriloculare
本種より分生子が短い
本種より分生子の幅が広い
本種と異なり分生子が数珠状ではなく類球形~倒卵形
本種と異なり分生子が基部および中央が褐色、頂部にかけて淡褐色なのではなく中央および基部の細胞が暗褐色、頂部の細胞が淡褐色なのではなく
本種と異なり分生子の隔壁数が8-22ではなく3

(新組み合わせ)

Repetophragma omahutaense (Matsush.) R.F. Castañeda, McKenzie & K.D. Hyde
旧名:Sporidesmium omahutaense Matsush.
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【よく似た種との区別】
Repetophragma apiceinflatum
分生子表面が平滑
本種より分生子の最大長が長い
本種より分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子が淡い帯オリーブ色ではなく淡褐色で基部細胞が無色
本種と異なり分生子の隔壁数が4-5ではなく4-12
Repetophragma goidanichii
分生子表面が平滑
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子が淡い帯オリーブ色ではなく褐色
本種と異なり分生子の隔壁数が4-5ではなく7-9
Repetophragma fragmentisporum
分生子が淡い帯オリーブ色
分生子表面が平滑
本種より分生子の最大長が長い
本種より分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子の隔壁数が4-5ではなく6-20
Repetophragma calongei
分生子表面が平滑
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が淡い帯オリーブ色ではなく褐色
本種と異なり分生子の隔壁数が4-5ではなく12-27

(新組み合わせ)

Repetophragma perproliferatum (R.F. Castañeda & W.B. Kendr.) R.F. Castañeda
旧名:Sporidesmium perproliferatum R.F. Castañeda & W.B. Kendr.
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【よく似た種との区別】
Repetophragma ellisii
分生子表面が平滑
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が2番目の細胞が褐色でその他の細胞が淡色なのではなく黄褐色で中央2細胞が暗色の藁色、頂部細胞が無色、基部細胞がほぼ無色
本種と異なり分生子の隔壁数が2-3ではなく4-5
Repetophragma aburiense
分生子が倒棍棒形
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が2番目の細胞が褐色でその他の細胞が淡色なのではなく褐色で頂部にかけて淡色
本種と異なり分生子表面が平滑ではなく平滑または疣状
本種と異なり分生子の隔壁数が2-3ではなく2-4
Repetophragma wroblewskii
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が2番目の細胞が褐色でその他の細胞が淡色なのではなく淡黄金褐色~黄金褐色
本種と異なり分生子が倒棍棒形ではなく倒棍棒形または類紡錘形
本種と異なり分生子表面が平滑ではなく平滑または疣状
本種と異なり分生子の隔壁数が2-3ではなく3-4
Repetophragma fasciatum
分生子表面が平滑
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が2番目の細胞が褐色でその他の細胞が淡色なのではなく褐色で中央細胞が暗褐色
本種と異なり分生子が倒棍棒形ではなく楕円形~卵状
本種と異なり分生子の隔壁数が2-3ではなく5

(新組み合わせ)

Repetophragma peruamazonicum (Matsush.) R.F. Castañeda & McKenzie
旧名:Sporidesmium peruamazonicum Matsush.
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【よく似た種との区別】
Repetophragma inflatum
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が褐色で末端細胞が淡色なのではなく2番目(および時に3番目)の細胞が暗い帯赤褐色または暗褐色、他の細胞がほぼ無色または淡褐色
本種と異なり分生子の隔壁数が5-8ではなく3-5
Repetophragma subulatum
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が褐色で末端細胞が淡色なのではなく暗い帯オリーブ褐色で頂部にかけて淡褐色
本種と異なり分生子の隔壁数が5-8ではなく7-10

(新組み合わせ)

Repetophragma quadriloculare (Matsush.) R.F. Castañeda, McKenzie & K.D. Hyde
旧名:Endophragmiella quadriloculare Matsush
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【よく似た種との区別】
Repetophragma dennisii
本種より分生子が長い
本種と異なり分生子が中央および基部の細胞が暗褐色、頂部の細胞が淡褐色なのではなく褐色で頂部細胞が淡褐色
本種と異なり分生子が類球形~倒卵形ではなく卵形~楕円形
本種と異なり分生子の隔壁数が3ではなく(2-)3-4
Repetophragma moniliforme
本種より分生子が長い
本種より分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子が類球形~倒卵形ではなく数珠状
本種と異なり分生子が中央および基部の細胞が暗褐色、頂部の細胞が淡褐色なのではなく基部および中央が褐色、頂部にかけて淡褐色
本種と異なり分生子の隔壁数が3ではなく8-22

(新組み合わせ)

Repetophragma terminaliae (Deighton) R.F. Castañeda, McKenzie & K.D. Hyde
旧名:Sporidesmium terminaliae Deighton
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【よく似た種との区別】
Repetophragma zambiense
分生子表面が平滑
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が淡い帯オリーブ色ではなく淡い帯オリーブ色~濃い帯オリーブ色
本種と異なり分生子の隔壁数が4-5ではなく4-13で時に中央の1または2細胞に1縦隔壁を有する
Repetophragma gondwanamycetis
分生子表面が平滑
本種より分生子が短い
本種と異なり分生子が淡い帯オリーブ色ではなく淡褐色~暗褐色で末端細胞がほぼ無色
本種と異なり分生子の隔壁数が4-5ではなく3-12