2015年4月11日 (仮訳)ブラジル産トリハダゴケ属地衣の1新種 Archer, AW. & Elix, JA., 2014. A new species in the lichen genus Pertusaria from Brazil. Telopea. Available at: http://openjournals.library.usyd.edu.au/index.php/TEL/article/download/7427/7839 [Accessed April 11, 2015]. 【R3-01724】2015/04/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル、ブラジリア連邦直轄区の焼けた森林で採集された地衣を検討し、Pertusaria elizabethaeとして新種記載した。 本種は子器が白色盤状、子嚢が単胞子性であることなどで特徴づけられた。 本種は地衣成分としてヒポタムロール酸、ベオミセス酸、およびリケキサントンを含み、形態および化学組成からMonomurata亜属に置かれた。 Brazil. Distrito Federal, Jardin Botanico de Brasilia, 15 km SSE of centre of Brasilia (新種) Pertusaria elizabethae A.W.Archer & Elix 語源…コケ類および地衣類の研究者、故Elizabeth Brown博士に献名 【よく似た種との区別】 Pertusaria tropica 樹上生地衣である 子器が盤状 子嚢が単胞子性 地衣成分としてヒポタムノール酸(およびリケキサントン)を含む 本種と異なりブラジルだけではなく汎熱帯的に分布する 本種と異なり地衣成分としてリケステリン酸、”1′-methylhypothamnolate”、”elatinic acid”を含む 本種と異なり地衣成分としてベオミセス酸を含まない Pertusaria hypothamnolica 樹上生地衣である 子器が盤状 子嚢が単胞子性 地衣成分としてヒポタムノール酸を含む 本種と異なりブラジルではなく米国南東部に分布する 本種と異なり地衣成分としてベオミセス酸を含まない Pertusaria novaezelandiae 樹上生地衣である 子器が盤状 子嚢が単胞子性 地衣成分としてヒポタムノール酸を含む 本種と異なりブラジルではなくオーストラリアおよびニュージーランドに分布する 本種と異なり地衣成分としてリケキサントンおよびベオミセス酸を含まない Pertusaria scrobicularis ブラジルに分布する 子器が盤状 本種と異なり子嚢が単胞子性ではなく8胞子性 本種と地衣成分が異なる Pertusaria scutellaris ブラジルに分布する 子器が盤状 本種と異なり子嚢が単胞子性でなく8胞子性 本種と地衣成分が異なる Pertusaria floridana 地衣成分としてリケキサントンおよびベオミセス酸を含む 本種と異なりブラジルではなく米国南東部に分布する 本種と異なり地衣成分としてヒポタムノール酸を含まない