2017年10月8日 (仮訳)バラ科植物に生じたAlternaria属1新種 Yang, Y-X., Jiang, Y-L. & Li, X-H. 2016. A new species of A new species of Alternaria on the Rosaceae. Mycosystema. Available at: http://manu40.magtech.com.cn/Jwxb/CN/abstract/abstract3201.shtml [Accessed October 7, 2017]. 【R3-04462】2017/10/8投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国貴州省においてビワの葉に生じた菌を検討し、Alternaria eriobotryaeとして新種記載した。 本種は宿主の葉に明瞭な黒色の斑点を生じ、同じバラ科植物を宿主とする種とは分生子の形態などが異なっていた。 gpdおよびAlta1に基づく分子系統解析で、本新種はA. alternataグループにおいて独自の系統を形成した。 中国貴州省貴陽市開陽県 (新種) Alternaria eriobotryae Y.X. Yang, Y.L. Jiang 語源…ビワ属の 【よく似た種との区別】 Alternaria armeniacae 同じバラ科植物を宿主とする 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子が暗褐色ではなく淡黄褐色~黄褐色 Alternaria cerasi 同じバラ科植物を宿主とする 本種と異なり分生子の隔壁部位が明瞭に狭窄する 本種と異なり分生子の基部が常に膨大する Alternaria longipes 本種と異なり分生子の”pseudorostra”が真の嘴のような形態をとる 本種より分生子の”pseudorostra”が長い gpdおよびAlta1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Alternaria arborescens 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子表面が平滑ではなく顆粒状 gpdおよびAlta1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Alternaria alternata 本種より分生子のサイズが小さい gpdおよびAlta1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される