(仮訳)ブラジル、アマゾン熱帯雨林において水中に沈んだ材に生じたArachnophora属1新種
Monteiro, JS., Gusmão, LF. & Castañeda-Ruiz, 2014. A new species of Arachnophora from submerged wood in the Amazon rainforest, Brazil. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2014/00000128/00000001/art00018 [Accessed October 7, 2019] 【R3-06656】2019/10/7投稿

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3行まとめ

ブラジル、パラー州の熱帯雨林において水中に沈んだ材に生じた菌を検討し、Arachnophora combuensisとして新種記載した。
本種は分生子柄が淡褐色で分枝せず、分生子形成細胞が単出芽型で貫生伸長し、分生子が2-3つの暗褐色の中央細胞と1-3本の腕、淡褐色の基部細胞からなることなどで特徴づけられた。
本種は2種の同属他種に形態的に類似していたが、分生子の形態などが異なっていた。
Brazil, Pará State, Belém, Área de Proteção Ambiental

(新種)

Arachnophora combuensis J.S. Monteiro, R.F. Castañeda & Gusmão
語源…コンブ(島)産の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Arachnophora crass
形態的に類似している
本種より分生子の中央細胞の幅が狭い
本種と異なり分生子の腕の数が1–3(–4)ではなく5-7
本種より分生子の腕のサイズが小さい
Arachnophora pulneyensis
形態的に類似している
本種より分生子の中央細胞の幅が狭い
本種より分生子の腕のサイズが小さい
本種と異なり分生子に基部細胞を欠く