(仮訳)接合分生子を有するColacogloea属1新種
Kirschner, R. & Oberwinkler, F. 2000. A new species of Colacogloea with zygoconidia. Sydowia. Available at: https://www.zobodat.at/pdf/Sydowia_52_0195-0203.pdf [Accessed December 19, 2022] 【R3-10164】2022/12/19投稿

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3行まとめ

針葉樹に感染する樹皮下キクイムシから分離された菌寄生菌の一種を検討し、Colacogloea papilionaceaとして記載した。
本種は既知の同属他種とは接合分生子を形成する点が異なっていた。
透過型電子顕微鏡による観察でコラコソームを認め、宿主は子嚢菌であることが示された。
Germany, Hessen, Darmstadt-Eberstadt

(新種)

Colacogloea papilionacea R. Kirschner & Oberw.
語源…蝶のような(接合分生子の形状から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Colacogloea peniophorae
本種と異なり子嚢菌ではなくコウヤクタケ類を宿主とする
本種と分生子柄の型が異なる
本種と異なり接合分生子が知られていない
Colacogloea bispora
子実体が発達しない
本種と異なり子嚢菌ではなくコウヤクタケ類を宿主とする
本種と異なり担子器がコイル状である
本種と異なり”vesiculate cells”とみられる細胞を形成する
本種と異なり分生子世代が知られていない