2020年7月18日 （仮訳）日本の伊良部島においてサトウキビから得られたDinemasporium属新種 Yamaguchi, Y. et al., 2005. A new species of Dinemasporium from sugar cane on Irabujima island, Japan. Mycoscience. Availalble at: https://link.springer.com/article/10.1007/s10267-005-0254-8 [Accessed July 18, 2020] 【R3-07510】2020/7/18投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 沖縄県伊良部島においてサトウキビの腐朽葉から分離された菌を検討し、Dinemasporium longicapillatumとして新種記載した。 本種は形態的に類似する同属他種とは分生子の形状や付属糸の長さなどが異なっていた。 本種は同属他種と異なり、培養下でポプラの小枝やバラおよびクチナシの葉上に分生子果を形成した。 沖縄県伊良部島佐良浜地区 （新種） Dinemasporium longicapillatum Y. Yamag. & Masuma 語源…長い毛の 【よく似た種との区別】 Dinemasporium strigosum 同じイネ科植物に生じる 本種より分生子の幅が狭い 本種より分生子の長さ/幅比が大きい 本種と異なり分生子が顕著な截断状 本種より分生子の付属糸が短い 本種と異なり培養下でポプラの小枝やバラおよびクチナシの葉上に分生子果を形成するという特徴を欠く Dinemasporium strigosulum 同じイネ科植物に生じる 分生子のサイズの範囲が重なる 分生子の長さ/幅比が類似している 本種より分生子の付属糸が短い 本種と異なり培養下でポプラの小枝やバラおよびクチナシの葉上に分生子果を形成するという特徴を欠く