(仮訳)インド産のDiorygma属新種
Swarnalatha, G. 2021. A new species of Diorygma (Graphidaceae) from India. Archive for Lichenology. Available at: http://www.fschumm.de/Archive/Vol%2026_Swarnalatha_Diorygma%20isidiatum.pdf [Accessed April 22, 2021] 【R3-08344】2021/4/22投稿

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3行まとめ

インド、アッサム州で採集された樹皮生痂状地衣の一種を検討し、Diorygma isidiatumとして新種記載した。
本種は子嚢に胞子を含まず、側糸が吻合し、地衣成分としてサラジン酸を含むことなどで特徴づけられた。
本種は裂芽を有する本属4番目の種となり、他3種とは子器の有無や地衣成分などが異なっていた。
India, Assam, Sonitpur district, Bhalukpong, on an islet in the Kameng river

(新種)

Diorygma isidiatum Swarnal.
語源…裂芽の
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【よく似た種との区別】
Diorygma australasicum
裂芽を有する
子嚢に胞子を含まない
地衣成分としてサラジン酸を含む
本種と異なり地衣成分としてプロトセトラル酸、ノルスチクチン酸類、およびアトラノリンを含む
Diorygma antillarum
裂芽を有する
地衣成分としてサラジン酸を含む
本種と異なり子器が知られていない
本種と異なり地衣成分としてプロトセトラル酸、ノルスチクチン酸類を含む
Diorygma isidiolichexanthonicum
裂芽を有する
本種と異なり子器が知られていない
本種と異なり地衣成分としてサラジン酸ではなくリケキサントンを含む