2016年2月11日 (仮訳)中国産のEngleromyces属新種、本属2番目の種 Whalley, MA. et al., 2010. A new species of Engleromyces from China, a second species in the genus. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2010/00000112/00000001/art00030 [Accessed February 10, 2016]. 【R3-02643】2016/02/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国雲南省の玉龍雪山で採集された菌を検討し、Engleromyces sinensisとして新種記載した。 本種はタケの稈に巨大な子座を生じ、サイズは20 cmに達したとの報告もあった。 従来E. goetzeiとしてチベットや四川省などから知られ、抗菌活性や抗炎症作用なども報告されていた菌は本種とされた。 中国雲南省麗江市玉竜ナシ族自治県玉龍雪山 (新種) Engleromyces sinensis M.A. Whalley, A. Khalil, T.Z. Wei, Y.J. Yao & Whalley 語源…中国産の 【よく似た種との区別】 Engleromyces goetzei 同じアズマザサ属植物を宿主とする 民間療法に用いられる 本種と異なり中国ではなくケニア、ルワンダなどの東アフリカに分布する 本種と異なり子嚢先端の構造がT字形またはゴルフのティーのような形ではなく立方体状 本種より子嚢胞子のサイズがかなり大きい 本種と異なり子嚢胞子が幅広く左右不等の形状ではなくレモン形~C字形 (その他掲載種) Engleromyces goetzei Henn. 【よく似た種との区別】 Engleromyces sinensis 同じアズマザサ属植物を宿主とする 民間療法に用いられる 本種と異なりケニア、ルワンダなどの東アフリカではなく中国に分布する 本種と異なり子嚢先端の構造が立方体状ではなくT字形またはゴルフのティーのような形 本種より子嚢胞子のサイズがかなり小さい 本種と異なり子嚢胞子がレモン形~C字形ではなく幅広く左右不等の形状