2022年7月24日 (仮訳)北米中部産のFellhanera属1新種 Morse, CA. & Ladd, D. 2013. A new species of Fellhanera (lichenized Ascomycota: Pilocarpaceae) from central North America. The Lichenologist. Available at: https://www.cambridge.org/core/journals/lichenologist/article/abs/new-species-of-fellhanera-lichenized-ascomycota-pilocarpaceae-from-central-north-america/95CF3FB39B19E7763E2C837A290C0762 [Accessed July 24, 2022] 【R3-09718】2022/7/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 米国カンザス州およびオクラホマ州で採集された痂状地衣の一種を検討し、Fellhanera crucitignorumとして新種記載した。 本種はブラスティディアを有し、子嚢胞子が類石垣状で、アントラキノン類を含むことなどで特徴づけられた。 地衣体にアントラキノン類を含むFellhanera属地衣の報告は初となった。 USA, Kansas, Woodson Co., 6 mi E of Toronto, Woodson Co State Fishing Lake & Wildlife Area on SE side (新種) Fellhanera crucitignorum C. A. Morse & Ladd 語源…十字の板(採集地のクロス・ティンバースから) 【よく似た種との区別】 Caloplaca xanthostigmoidea 北米に分布する 形態的に類似している(不稔の標本が混同されるおそれがある) 本種と異なり北米において冷温帯域に分布し、本種と分布域が重ならない 本種と異なり岩上生ではなく典型的には樹皮生である 本種と異なり地衣体が顕著な黄色~橙色 本種と異なり粉子器が橙色