(仮訳)ブラジル、パライバ州の大西洋岸森林に産したGloeocantharellus属1新種
Wartchow, F., Sá, MCA. & Coimbra, VRM. 2017. A new species of Gloeocantharellus from the Atlantic Forest of Paraíba, Brazil. Current Research in Environmental & Applied Mycology. Available at: https://www.creamjournal.org/pdf/CREAM_7_3_4-1.pdf [Accessed July 31, 2020] 【R3-07550】2020/7/31投稿

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3行まとめ

ブラジル、パライバ州において砂質土壌に生じた菌を検討し、Gloeocantharellus substramineusとして新種記載した。
本種は子実体が小型で淡色、子実層面が顕著な皺状であり、子実層シスチジアが幅の狭い菌糸状であることなどで特徴づけられた。
本種はブラジルから報告された3番目のGloeocantharellus属菌となった。
Brazil, Paraíba, Cabedelo, Floresta Nacional Restinga de Cabedelo

(新種)

Gloeocantharellus substramineus Wartchow
語源…ほぼ透明の(子実体の色から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Gloeocantharellus papuanus
子実体が淡色
シスチジアの幅が類似している
シスチジアが幅狭い菌糸状で頂部が丸い鈍頭
本種と異なり子実体が時に”meristematoid”である
本種と異なり子実体がクリーム黄色
本種と異なり傘が漏斗形ではなく扇形のことがある
本種より柄のサイズが大きい
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種よりシスチジアのサイズが大きい